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Sep 2014

内容詰まる

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by 卓 坂牛

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午前中勝浦の別荘の図面査図。午後までやったけれど終わらず大学へ。3時に編集のKさんグラフィックデザイナーの中野さん、佐賀大の平瀬さんが登場。平瀬さんは昨日SDレビューのオープニングで東京に来られていた。
グラフィック本の内容がさらに詰まっていきページ割りも概ね決まり、そして事例分析を具体的にやってみた。なるほどこうなるのか面白い。ただしこれだけだとA4にはめた時スカスカ感がまだありそうである。一気に詰めていき年度内に全体が固まればいいのだが。
夕方事務所に戻り査図の続きをしているとデンマークから電話。日本に進出する某レストランのインテリアの手伝いをして欲しいとの依頼。この忙しさに思わず断りたかったが、ネットでその名を見ているととんでもなく有名なレストラン、来年オープンなのにすでに予約はいっぱい、メニューは超豪華と知る。
• フィックス・メニュー+ワイン・ペアリング(39,000円+24,000円)
• フィックス・メニュー+ジュース・ペアリング(39,000円+16,000円)
• フィックス・メニュー(39,000円)アラカルト ワイン、またはお飲み物(料金別途)を追加いただけます。
上記の料金には別途消費税8%とサービス料13%を申し受けます。
これは半端ないなと思い直し来週日本に来ているラースという名のシェフに会うことにした。

長谷川逸子・住宅

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by 卓 坂牛

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長谷川逸子さんから本を頂いた。彼女が篠原研をやめてから現在まで1972年から2014年までにつくられた住宅と集合住宅を集めた作品集である。時代とテーマで目次だてされている。1972年から1983年までが「長い距離・ガランドウ」ここに12の作品がある。だいたい1年に1作品。次が1984年から1991年まででタイトルは「複合と多様性」。ここに16作品。だいたい1年に2作品。そして最後が1992年から2014年まで。ここは「コミュニケーションの装置」と呼ばれ20作品ある。1年に1作品である。全体では約40年で48作品。それぞれの時期に長谷川さんらしさがあるのだが、僕の中ではこの真ん中の時期複合と多様性の時期の長谷川さんが最も長谷川さんらしく感じられる。つまりはポストモダニズムのバブルの頃。湘南台にも見られた小さな要素の集合体としての建築が煌びやかで可愛らしくそして楽しげである。世紀を超えて現在、写真を全部白黒でそしてミニマルな表紙が長谷川さんの今の心境を表しているようにも見える。

MRI初体験気が狂わんばかりの轟音に驚く

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by 卓 坂牛

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放射線科の部長先生である級友Wに脳のMRIを撮っていただいた。MRI初体験の私は何も知らず、少々緊張して診療台に寝させられた。そして機械が動くと音がうるさいからとヘッドホンをはめられた。その上頭をバンドで固定されあの円筒形のマシンが体を覆い始めて、閉所恐怖症の私はちょっと焦った。窮屈なのでヘッドホンと、ヘッドバンドをとってもらった。しかしとって少し解放されたのだが、撮り始める段になって音の大きさが半端ではないことを知る。工事現場音と言っていたがそれだけではない。ぎーぎー言う音には参る。エレクトロミュージックと言えばそうでもあるがとにかくやたら神経に障る音である。一種の拷問である。しかしそう考えると20分も持たないので必死に今朝覚えたスペイン語を大声で暗唱などして気を紛らわした。。
終わって友人の所見を聞く。「ところで何が理由でMRI撮る気になったんっけ?」と聞かれてさて何だったか?そうそうアルツハイマーが脳ドッグで予測できるというテレビを見たから。と言うと。あと10万出して脊髄のなんとか液を取って分析すると分かるけれどやる?でも分かったところで何も対策は無いわよと言われ、やらないことにした。

自転車にやさしい都市ランキング

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by 卓 坂牛

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世界都市のコペンハーゲナイズ(都市の自転車化)というウエッブサイトに自転車にやさしい街ランキングが出ておりそれが9月7日の朝日新聞globeに掲載された。それによると1位はアムステルダム、2位はコペンハーゲン。ここまでは常識的だがなんと東京が10位でそれより下にバルセロナ(13位)パリ(14位)がある。そしてなんとロンドンはランク外。このランキングをつくっているのはコペンハーゲンの都市交通家だそうだが当然多くのボランティア募り調査したそうだ。日本は皆自転車に乗っているということでランクが高いそうだが、それは自転車にやさしい街の評価基準としてはいかがなものか?やっぱり乗ってみて歩行者も自転車も安全で快適であることが基準となるべき。そう考えると日本がバルセロナより上とはちょっと考えにくい。

出張後のたまった仕事

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by 卓 坂牛

さすがに溜まっていた仕事をこなすのに少々疲れた今日一日。朝早く図面を送った施主から電話で起こされ、午前中某物件の見積もりについてクライアントとお話しし、午後大学に着き結構重要なメールをいろいろ打ち、夕方4年、M1のゼミ、夜学生とお話しし、疲れて助手の佐河君と家路につく。研究室の壁にはグッゲンハイムコンぺの最終成果品A1版4枚が張られている。数日前最終品をPDFでもらっていたけれどもちろん画面で見るのと本物では大違い。最終品はそれなりにいい仕上がりになった。皆ご苦労様。

友人宅

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by 卓 坂牛

明日から公告の図面のチェック。時間があまりないので要所要所を見ていく。二棟分あるのでけっこうしんどい。終わって、韓国から一時帰国している友人宅へ。井の頭線沿線の住宅地。三井が分譲している土地なので三井ホームの住宅である。中を案内されて感じたのは開口部が少なく比較的小さい。そういう目で周囲を見るとやはり開口部が少なくて小さい家が多い。これは気のせいなのか?住人の意向なのか?それとも三井ホームのツーバイフォーを起源とする構造システムによるのか?

帰国して新宿へ

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by 卓 坂牛


それにしても10時間以上の飛行機の旅行は学生のころからその時間や快適性は30年以上何も変わっていない。もう少し楽に行き来できるようになればいいのにと思う。アムスから成田に戻り、家に戻り事務所に行くと明日査図を行う甲府の仕事の図面を描いているT君がいた。ご苦労様。玄関のところに別の仕事の見積もりが届いていた。開けてみるとあれあれ木造とは思えない値段が入っているので参った。午後配偶者と新宿にアートフェスタを見に行く。もうそろそろ会期も終わりということでわが研究室の作品は瀕死の重傷という感じである。さあジェットラグ解消のためにもう寝るかな。

ヤコブセンの集合住宅

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by 卓 坂牛

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ロイアルアカデミーでのセミナーの後。夜はレネ家に招待いただいた。コペンから電車で20分。森の中の集合住宅である。設計はヤコブセン。イエローブリックを積んだ50年代の建物。オリジナルのまま丁寧に使われているのがよくわかる。家からの眺めは信じられないくらい美しい。コペンの郊外はすべてこうなのかと聞くと、そんなことはなくここは特別な場所だと言っていた。

王立アカデミーでセミナー

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by 卓 坂牛

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コペンハーゲンの王立アカデミースポーツ文化研究所でセミナーを開く。昨日と違い今日はプロフェッサーたち相手なので少々緊張。昨日オールボーにアダプターを忘れてきたのでコンピューターの電源が切れそうである。冷や汗ものだった。セミナー後、セミナーに来ていた王立アカデミーの美術館の館長さんと来年春行う展覧会の打ち合わせを行う。とりあえず彼のコンセプトをもらい意見をくれと頼まれた。その後展覧会場を見せてもらう。こんな広いところは一人で使いきれないな。今はノルウェーの建築の展覧会が行われている。

ウッツオンセンターでレクチャー

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by 卓 坂牛

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9時半にピーターが迎えに来てくれて建築学科のある建物に連れて行ってくれた。いくつかの建物を見てからウッツオンセンターのレストランで先生たちと昼食をとって、1時からレクチャー。満員御礼。1時間たっぷり話をした。その後国際交流課を訪ね、今後の大学間協定の話をする。素晴らしい天気と楽しいレクチャーに大満足。