稲葉いい仕事しているね
友人稲葉なおとが文藝春秋10月号に巻頭12ページオールカラーで東京百年建築という特集を発表した。こんな企画はめったに見たことがないかなり豪華である。稲葉氏は文章も写真も自ら仕上げる稀有な才能である。取り上げられている建物は、表慶館(片山東熊)1908年、近代美術館工芸館(田村鎮)1910年、求道会館(武田五一)1915年、清泉女子大学本館(ジョサイア・コンドル)1917年、晩香廬(田辺淳吉)1917年、日本工業倶楽部会館(横河民輔ほか)1920年。100年もつ建物はおそらく200年はもつだろうな。よく「耐震が」とか「劣化」がとか言うけれど、持たせる気があれば建物はもつということだ。
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