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Apr 2014

床でミーティング

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by 卓 坂牛

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とある打ち合わせを大学のゼミ室でおこなった。建築グラフィックの特徴分類をする打ち合わせで机を全部脇に寄せて床にマトリックスを仮想した。そこに持ち寄ったグラフィクス数十枚を布置していった。その上でそれぞれのグラフィクスの場所の適性を一枚ずつ吟味。床の上でやるワークショップ(のようなもの)はなかなかいい。じっくり吟味したくなると床に座れるし、全体を見たければ立って俯瞰できるし、話題の場所にすぐ集まれる。

今度使ってみようかな

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by 卓 坂牛

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朝ジョギングしていたら麹町に面白い看板発見。貸オフィスかと思いきや貸パーティールームやら貸音楽プレイパーティールームもあるみたい。結構安くて大人数でパーティーするならこういうところもあるなと。

ウォルフガング・ティルマンスの「新しい世界」

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by 卓 坂牛

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久しぶりに東京駅の丸善に行って消費関係、視覚関係の本を10冊くらい買って4階のカフェでランチしながらちょっと読む。連休に読んでしまいたい。カフェを出て初めて郵便局のリノヴェスカイスクレーパーの足元に行って見る。東大の博物館を見たかった。いや噂にたがわぬ見ごたえ。無料でこういうものを展示するというのは悪くない。
ジムでひとっ走りして帰宅して買って来た本を読む。矢部謙太郎『』消費社会と現代人の性格―分析ツールとしてのボードリヤール」学文社2009は早稲田の教科書シリーズ。とても分かりやすい。食後にティルマンスの写真集『Wolfgang Tillmans』美術出版社2014を眺める。昔よりきれいな写真が増えてきたような印象。

家族三人でhappy bd

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by 卓 坂牛

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午後事務所で施主と打ち合わせ。終ったら結局3時間くらいかかり5時を回った。終了後スタッフと問題点解決のディテールを考える。試行錯誤するが名案浮かばず、結局もう少し考えようと言うことで終わり。もう一つのプロジェクトの参考にもってきたリオデジャネイロ美術館の作品集を見る。
6時半に事務所を出て三丁目で家族と会う。3人で互いの誕生日を祝う。3人のbdは偶然このあたりに固まっている。三丁目の交差点によく行くイタリア料理屋がある。僕は常連と呼ばれるようなお店はあまりないのだが、ここはその一つ。美味しいワインが飲み放題で2000円というのはちょっと破格である。

ロイグと馬場さんの考えは期せずして近い

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by 卓 坂牛

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輪読ゼミには出られるときは出ようと思い午後大学へ。先週は斉藤純一『公共性』を読み、今日は馬場正尊『Re PUBLIC 公共空間のリノベーション』を読んだ。馬場さんの本は分かりやすく発言も多かった。
馬場さんの本では公園、役所、水辺、学校、ターミナル、図書館、団地を公共空間としてリノベーションした事例を紹介している。1月にスペイン、アルゼンチンの建築家たちとシンポジウムを行い都市の公共空間として重要なところはどこかと問うとスペインのジョアン・ロイグは広場より、空港だと言っていた。その理由は現代人にとって移動が必須であり移動する人が集まる場所が空港だからだと言う。広場は前時代の遺物でこれは再整備(リノヴェーション)しなければいけないとも言っていた。ロイグと馬場さんには多くの類似点が感じられる。

手前と奥

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by 卓 坂牛

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金町キャンパスへは御茶ノ水乗り換えで行き来している。先日夕刻に下り線のホームから上り線のホームを意味もなく撮ってみた。上り線ホームはすでに照明が点灯しており人々がよく写っている、一方上り線ホームの向こう側の神田川の川べりの緑も同じように明るく写っている。何かを通り越した向こう側に何かが見える風景はいつも興味深い。加えて手前の風景(上り線ホームの人たち)と奥の風景(川べりの緑)が同時に鮮明に見えるのは構図だけではなく時間帯も限られるようである。特に写真上でそうなるのは明るさが同じくらいの時だけである。昼間ならおそらくホームは屋根の陰で暗くなるはずである。夕方のこの時間帯の偶然である。

グローバリゼーションが世界の風景を凡庸化する

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by 卓 坂牛

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フランセスク・ムニョス(M. Munoz)竹中克行 笹野益生訳『俗都市化―ありふれた景観 グローバルな場所』昭和堂2013(2008)を読んでみた。どこかの書評に載っていて気になって積読していた本。
この本の原題はスペイン語でurbanalizacion paisahes communes lgares globales である。この最初の単語は造語で都市化(urbanaize)と凡庸を(banal)くっつけた語である。この本の内容を一言で言えばグローバリゼーションは世界の風景を凡庸化しているというものである。その理屈はグローバリゼーションは政府が加速度的に小さくなるがゆえ世界は民間資本の論理で作られ、利益追求がベースにある。利益追求は街の物理的環境に対しては1)閉鎖的巨大コマーシャルコンテナを作り、2)均一化した住宅を郊外にスプロールさせ、3)従来の街と街路広場といった都市の網目を切断しているという。一方グローバル化によって人々は世界中を遊歩し定住せず街を適度に食い散らす。この建築・都市とそれを使う側双方のグローバル化が建築・都市の場所へのアンカーを解き放ってしまう。すなわち世界をどこでもまるで同じものへと導いていくと言うのである。
しかしこの本で正直言って最もショッキングなことの一つはこの凡庸な都市のケーススタディとして挙げられているのが、ロンドン、ベルリン、ブエノスアイレス、バルセロナだという点である。それぞれ個性的な都市だと思いつつ、読んでみると確かに今はそうかもしれないがゆくゆくますます凡庸化する可能性を持っているとだろうと言う変化が説明されている。
先日も書いたけれどスター建築家が世界に自らのアイコンをスタンプする状況も書かれていた。そう言えばブエノスアイレスのプエルトマデーロには世界中どこにでもありそうなカルトラーバの橋があるしペリのスカイスクレ―パーがあたのを思い出す。

週初めはタフだわ

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by 卓 坂牛

朝9時半から金箱さんと打ち合わせ。あれあれ9時25分だと言うのにスタッフがおらん。そのうちスタッフより先に金箱さん来ちゃった。やれやれ。
一度に3つのプロジェクトの打ち合わせ。実施終わり、基本終わり、基本始まりとフェーズが異なる三つなので頭の切り替えが大変。来月金箱さんといっしょにやる東工大の課題について一言二言話す。もっと話したいのだが時間が無い。
事務所を出て学会へ。プログラム編成委員会で建築論、意匠論のプログラム作りを奥山さん、市原さん、岩岡さんたちと行う。終ると5時。
夜神楽に戻り4年生のプレディプロマの最初の発表を聞く。今年はとっかかりをはっきりさせるために、コンテクスト、プログラム、エンジニアリングのどれに着目するかを宣言させることにした。さてこれがうまくいくだろうか?
月曜、火曜とゼミ、授業、演習が集中し一日が長い。

誕生日プレゼント

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by 卓 坂牛

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先日の信大、理科大OBOG会で学生からお誕生日プレゼントをいただきました。素敵な夫婦箸でした。浄法寺塗りというらしくなかなか落ち着いた風合の箸です。早速使おうと思います。

ベネゼエラ文化参事官を招待

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by 卓 坂牛

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今日は12時から翻訳勉強会。昨日は信大、理科大OBOG会で3次会まで行って最後は信大の一番年寄り連中と飲んでいた、、、、、、ような気がする。懐かしくてつい飲み過ぎて今日起きたら10時だった。12時から翻訳勉強会がありへとへと。5時に家に戻り義兄の還暦お祝いをした。
そのお祝いにスペシャルゲスト。昨日配偶者が四ツ谷のきもの屋で友達になったベネゼエラ大使館の文化参事官エレーナが参加。
最近つくづく思うが大使館の文化参事官はとてもユニークだし面白い。この間友達になったスペイン大使館のサンチアゴとエレーナは飲み友達らしい。