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Oct 2014

我が家は寒くて、、、

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by 卓 坂牛

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著作物に与える賞の審査の締切が近づいてきた。先週から暇を見つけて読んでいるが、今日はいままで読んだ3冊の寸評を書く。あと二冊の残っていてこれもぼちぼち読む。午後は卒論梗概の赤入れを自宅で行っていたら助手から電話。そう今日は1時間設計の日。課題を伝えると岡崎からコンペ最優秀賞に入ったという嬉しい報告。おめでとう。
http://www.hafele.co.jp/jp/news-and-events/16135.aspx
それにしても今日は部屋の中が寒く。先日ユニクロで買ったとっくりセーターを着る。我が家はセントラルヒーティングのふるーーいマンションなので11月半ばに冷暖房の切り替えを行うまでは暖房がつかないのである。

梗概の季節

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by 卓 坂牛

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さて4年生の卒論梗概提出が来週となり、うちの部屋の4年生の原稿に赤入れしなければならない。今晩やるか明日やるか???明日だな!!

トムも言っている手描きで人を説得できないと

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by 卓 坂牛

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二日間の上越トークインが終了。今年は(去年かららしいが、去年は行けなかったのでよく知らない)3時間で空家の再利用を設計するという課題が盛り込まれた。お互いあまり知らいどうしの学生が6人くらいのチームを作り即日設計するのはそもそも考えをまとめるだけでも大変だ。ましてそれを図面化して、最後にプレゼンをするのは、これはこれは大変なことである。ではあるが出来はというと皆なかなか素晴らしい。というのは先生たちの総評である。ということを前提に各先生みないいことをおしゃった。中でもトム・ヘネガンの言葉にはI completely agree.である。
曰く
コンピューターを使い慣れた皆さんはコンピューターがあると素晴らしいプレゼンをする。しかし、コンピューターがないときにクライアントに説明しなければならない場合もある。手で書いたスケッチで人を説得する術を学ばないといけない。そしてこの課題で最も大事なところはどこが既存でどこが新しくした部分かがわからせることである。色を変えるとか線を変えてそれを伝えないといけない、、、、
というようなことを言っていた。そう思う。少なくとも各チームには大学院生もいるのだからもう少し表現できるように練習しないと、、、、加えてまともなパースが一つもないのにはさすがに驚いた。小学生のお絵描きのようなパースでは恥ずかしい。さあ皆練習しよう。

空き家問題を語る

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by 卓 坂牛

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朝の新幹線で越後湯沢へ。宮さん、渡辺真理さん、トムヘネガンと合流してレンタカーで上越市を目指す。毎年夏に行っている上越トークインが今年は10月。ちょっと寒い。千葉大学小林先生をお招きして空家をどう使っていくかというのが今年のテーマである。現在の日本の空き家率は13%。もうすぐ20%の時代がやってくる。空き家になる理由のは建物がなくなると税金が6倍になるということと、オーナーは空家を活用する必然性がないというところに帰結しそうである。地方はもとより東京でもマンションに空家がたくさんあるそうだ。オーナーはそれを活用する必要性に迫られていないというのが問題のようだ。行政は個人の問題に手を出せないというジレンマを抱えている。家が必要な人に安く空き家を提供するコーディネターが必要である。

アイオニックな装飾

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by 卓 坂牛

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四谷の橋は100年前にできてその装飾にはアイオニックオーダーが使われていたということにこの間気づいた。その目で四ッ谷橋の装飾をよく見るとアイオニックな飾りが散見される。装飾ってやっぱり統一性というものがあるのだということに気づかされた。

牛のセーター

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by 卓 坂牛

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このところ急に寒くなってきたので配偶者が冬物のセーターなどを出してくれた。「これ着る?」と聞かれて、あれ見たことも無いセーターだと思ったが着れそうである。着てみると少々丈は短いがいい感じである。「どうしたの」と聞くとオフクロが他界した時に家を整理した時の荷物に入っていたという。ということはオフクロのセーター?そんなのおれ着れる???うーん謎。それにしてもまたこの模様が不思議。牛の顔みたいにも見える。それにバツしてある??

緩急自在のすすめ

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by 卓 坂牛

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筑紫哲也がだいぶ前に書いた『スローライフー緩急自在のすすめ』岩波新書2008を読んでみた。今でこそスローライフとかLOHASという言葉は物珍しいものではなくなっているがこの本が出た頃は新しいコンセプトだっただろう。そもそもスローライフの始まりはローマに作られることになったマックに反対したイタリア人が「スローフード」という概念をつくりあげたことに始まるとのこと。そしてスローファッションという概念も生まれ、衣食住の順番で行けばスローアーキテクチャーもあってよさそうだが。
この本のいいなと思うところはファストに対してスローだけがいいと言ってはいないところである。それは副題が示すー緩急自在のすすめに現れている。ファストとスローを使いこなそうというのが趣旨である。重要なのは自分が在ることだと言う。

中川帰国

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by 卓 坂牛

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オーストリアのマルテ・マルテ事務所で働いていた中川くんが元気に帰国。皆で飲んだ。オーストリアの東の端では普通のドイツ語はまったく歯が立たないらしい。

川村純一さんに草月会館を見せていただく

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by 卓 坂牛

台風が通り過ぎホットした。10時から非常勤講師で来ていただいている川村純一さんに草月会館を案内していただくことになっていた。川村スタジオの学生とTAと一緒に2時間ほどじっくり見せていただいた。1977年に竣工とのこと。同年に森英恵ビルが竣工していた。大学入学2年前。ミラーガラスで「キラキラ」したビルとしては両方とも時代の最先端だったと思う。その五年後に赤坂プリンスができた。雁行の形状は森英恵譲りである。あれから30余年。3つのうち二つが消滅したのはとても残念である。
草月会館の1階ホールはイサムノグチの設計だが、なんと工事が始まってから全体を彼の石で覆うことが決まったそうで、鹿島の構造は大慌てだったらしい。また外観の最大の特徴であるコーナーのスリットは見事に新宿副都心を向いており、自分の建物が二つも見える。都庁を設計することを予期していたかのようである。
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地下のホールではステージの真ん中の後背部に巨大ドアがあり開くと道路なのである。敷地に高低差があるからこうなる。道路から直接搬入なんてちょっと大胆ですな。
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青山通り側の2階にはラウンジがあるのだが、ここからの眺めは絶品。御所の緑が飛び込んでくる。加えて天井がその昔の真っ黒なアルミ電解着色を磨いてあり反射が素敵である。141014sougetu3-2%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg

生もみじ

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by 卓 坂牛

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朝はまだ晴れ。昼から授業、ゼミ、そして6時から院の授業。終わった頃はかなりの雨。月曜日は毎週終わるとぐったり。m2のやY君が地元のお土産くれた「生もみじ」食べたら少し元気が出てきた。さあ帰ろうかな。