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Apr 2015

新たなラテンの友人

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by 卓 坂牛

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アルゼンチン大使館の柏倉さんから最近アルゼンチンから建築家が来ると会ってくださいとメールが来る。一応会う前にポートフォリオみたいのあったら送ってくださいというと律儀に送ってくれる。今日会ったマーチン・フンベルマンのポートフォリオは面白いことに建築作品は一つも載ってない。あるのは素敵なインスタレーションとファッションショーの舞台装置である。今日は夕方ガールフレンドのマリアとやってきた。会って話すと彼はブエノスアイレスでギャラリーも持ってそこで実験的な展示をやっていると言う。僕が何かしたければどうぞという感じである。君は建築家か、芸術家か、キュレーターか、エディターかと問うと、全てであり今できる表現は全てやるという。なんで東京がおもしろいかとい聞くと世界で一番ファッショナブル、ニューヨークの比じゃないという。そうかなと思うが。彼自身が最初に発表した雑誌がFRAMEで最初の個展がパリで。次に教えたのがミラノだかで、あまり帰属意識なく世界を飛び回っているのが気に入った。ということで荒木町で食事をして別れ、9月にブエノスアイレスで再会することにした。

勝浦現場の帰りに筍を買う

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by 卓 坂牛

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勝浦の現場は上棟後の最初の施主定例。緩い勾配と1.5メートルの庇は箱の上に一枚の紙が乗っているように見える。緩い丘に置かれた切妻屋根は敷地の高い方から見るととても低い。厳密に左右対称で自分で言うのもなんだが綺麗な形である。クライアントの車で帰路送っていただく途中道の駅で野菜を買う。エシャロット200円、ルッコラ100円、ベビーリーフ100円、筍1200円。店が閉まる時刻なのか筍は半額。今が一番美味しいいらしい。このあたりは筍の産地で道の両側に筍の直売店が軒を連ねている。