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Jan 2018

要ちゃん

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by 卓 坂牛

昨年の設計一番の佐々木風音が卒計発表会を見に来てくれました。 研究室の先輩小倉君と結婚し子宝を授かりました。名は要。

自由学習館

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by 卓 坂牛

2013年の日本建築大賞となった実践学園中学・高等学校の自由学習館は中野坂上の住宅街の中にひっそりと建っている。塾にはいかずここでアクティブラーニングする。2011年竣工設計は古谷誠章さん。

卒論卒計発表会

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by 卓 坂牛

本日理科大工学部2部卒論、卒計発表会卒計は展示とは別にパワポで発表をして総合点を非常勤、常勤で採点する。まあ度を越した私小説もあったがある範囲にはあるかな。国によっては設計の模型の作り方からその内容までかなり一定の枠に詰め込む大学もある。去年見たUBAの設計指導にはそういう物を感じた。これはこれであるレベルを維持できるがちょっとやりすぎだろうとも感ずる。フリーダムが命だろう設計はと個人的には思うところである。

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外装ルーバー

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by 卓 坂牛

東洋熱工業の本社ビルが2013年にKAJIMA DESIGN設計、隈研吾外装監修で京橋に完成した。東洋熱工業は機械設備のサブコンで日建の中村さんが担当したYKK80ビルの画期的空調システム(輻射パネル+微風)を施工した会社である。外装ルーバーは隈さんの独壇場(?)やり続けるとスキルが上がるというものか。

デザインが人を作る

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by 卓 坂牛

確か2015年だったと思う。中国の東南大学で行われた建築論シンポジウムに招待された時コロンビアからマーク・ウィグリーがプリンストンからビアトリス・コロミーナも招待されていた。彼らはカップルで二人してネット社会の建築について(というか社会について)マシンガンのようにしゃべっていた。そのカップルが共著でラース・ミュラーから2016年に出した本がこのare we human『我々は人間なのかーデザインと人間をめぐる考古学的覚書き』株式会社ピー・エヌ・エヌ新社2017である。16章からなる文字と写真のコンプレックスは人間はデザインを作るがデザインは人間を作るという論理で貫かれている。そして人間がこれほど不安定な存在でないならばデザインは存在しないと結論づける。これはシンポジウムでも彼らが言っていたが、例えばウォールストリートジャーナルは2012年にニューヨークで働く専門職の80%がベッドの上で仕事をしていると報告している。それはそういうことが可能なデザイン(携帯端末など)が現れ人間の行動を変えたということである。

ニコライ堂

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by 卓 坂牛

子どもの頃御茶ノ水あたりによく来ていた母の遊び場であったニコライ堂(1891)の原設計はロシア工科大学教授で建築家のミハイル・シチュールポフ、実施設計はコンドル。母はロシアファンで(と言うか政治的に左翼で)留学するならモスクワ大学と願っていたようだ。なのでニコライ堂は事あるごとに話題に登場した。気がつかなかったが、ニコライ堂のドームと明治大学のタワーの上に乗っかるドームが重なって見える。

論文指導しながら勉強

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by 卓 坂牛

昨年も一人いて今年も一人英語で修論を書く人がいる。おそらくこの状況はさらに加速していくだろう。去年はアーバンデザインをベースにした建築デザイン。今年はヒートアイランドを軽減するコレクティブフォームを渋谷で実践しようとするもの。学部時代ヒートアイランドを信大の高木研で学んできた学生なのでその論理は「なんちゃってサスティナブル」ではない。というわけで指導教員も大いに勉強中である。昼間は防災の博士論文の審査をやっと終えたばかりでこちらも大いに勉強した。視野が広がる。

 

日本ペンクラブ

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by 卓 坂牛

サッカー部の同期山田健太が専務理事をしている日本ペンクラブは名前はよく聞くができたのは1935年。国際連盟を脱退した日本を憂いリベラルな文人や外交官たちが国際ペンクラブの要請をうけて作ったそうだ。初代会長は島崎藤村。場所は兜町。設計は北川原温2002年にできている。横の神社がなんとも下町っぽい。

Bon voyage

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by 卓 坂牛

娘が一月初めに一次帰国して明後日帰る前に家に来て食事をして行った。帰りたくないと言っていたが戻ればまたクールなNYCの生活が待っている。まBon voyage!

ポートフォリオ

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by 卓 坂牛

昨日中間部から私の研究室に入研希望の3年生7 人と面接をして3人に絞った。建築に対してひたむきな人を選んだ。それが結果としてデザインもよく考えている人だった。皆設計にまじめにむきあっていいのだが、ポートフォリオはお世辞にも良いとは言えない。教えてないからできないというならちょっと違う。その昔の先輩たちのそれは全部とは言わないが迫力あるものが多かった。ポートフォリオは建築家の名刺。熱い意志を伝えてくれないと。