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Mar 2018

緑の保育園

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by 卓 坂牛

2017年にできた谷尻誠のゆめの樹保育園なりたにしは五日市街道に面して建っている。交通量が多いのでかなり閉鎖的な佇まいである。薄緑の外壁が印象的。二階連窓が回っているので眺めが良さそうである。

 

ペリエ

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by 卓 坂牛

坂町に宮、坂牛宛にペリエが届いた。しかしどこを見ても差し出し人が書かれていない。誰か心あたりの方ご連絡くださいませ。

ラスタータイルの縞模様

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by 卓 坂牛

1983年銀座で新しくなったマガジンハウスビル。第一工房+富井建築研究所の設計。約8000平米。地下2階地上7階。斜線で切られるままの形。RC躯体にラスタータイル打ち込みのPC板を引っ掛けるという工法は新鮮だった。ラスタータイルの縞模様はこの当時流行った。坂倉も日建もよくやっていた。

Sakushi lab

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by 卓 坂牛

坂牛研キックオフミーティング新しい4年生を迎えスタートします。

海外経験と就職先

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by 卓 坂牛

卒業生の就職先を見ていたらある傾向のあることに気づいた。大学院まで行った学生についてみると(他大も含めて)、海外留学、WS、インターンシップなどを経験して就職した人は16人いてそのうち15人はアトリエ事務所1人だけ組織事務所。海外を経験していない人は19人いてそのうち10人がアトリエ事務所9人が組織事務所(なんとゼネコン0)。そして現在(今年)留学中あるいは帰国して学生中が11人いる。この法則によれば彼らはほとんどアトリエ事務所に行くということになる。これだけ海外経験は学生の気持ちを自由にしてチャレンジングにするようである。いいことである。
ps建築とは無関係なところに就職した人が約1名

銀色のビル

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by 卓 坂牛

槇さんの教会のそばに銀色に輝くビル。窓が縦長から横長に変化して柱部分が徐々に細くなっている。構造以外は開口というデザイン。三家大地建築設計事務所+畝森泰行建築設計事務所による併用住宅「山手通りの住宅」(2014)。構造は横山さん。

槇文彦のかたち

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by 卓 坂牛

槇文彦のかたちの作り方には厳格なグリッドですんなり終わる場合とそこに緩やかなRや斜めの線が挿入されるときとある。この東京キリスト教会(1995)は後者である。テレビ朝日の平面が立面になったような変幻自在なかたちの妙である。

 

ペルーカトリカ大学でのWS

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by 卓 坂牛

チリカトリカ大学でのWS日程がやっと確定。去年も行いなかなか面白かったので恒例にしようかとも考えている。チリカトリカ大学はQSランキングで430位で理科大の700位に比べるとかなり高い。ペルーのトップ校でラテンアメリカで25位くらいである。施設やキャンパスの充実度は素晴らしい。今年も各自の卒業プロジェクトのブラッシュアップをするが「デザインの始まる時のメカニズム」を詳細に分析するのをテーマとしている。理科大生も3〜4人参加予定。坂牛研の統計によるとこの手のワークショップ、留学、海外インターンシップに行っている学生はその後もチャレンジングに生きている。勇気と自信をもって生きて行くきっかけとして効果ありと考えている。

明治生命館

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by 卓 坂牛

岡田信一郎が後藤慶二と附属の同級生で先輩と知り少し気にして見るようになった。明治生命館(1934)もお濠端の洋風建築ぐらいの認識だったけれど改めて見ると荘厳である。5層分のコリント式オーダーが前面に10本、側面に6本、この大きさは他に類を見ない。