ケヤキアパートメント
等々力に集住の企画、設計、管理、運営をする吉富興産と言う名前の会社がある。彼らが2010年に作ったケヤキアパートメントが用賀の街並みにいい顔作っている。一階にリン酸処理したサッシュで枠どられたお店や工房。上階の住宅の開口も出たり入ったり大きかったり小さかったり表情豊か。
等々力に集住の企画、設計、管理、運営をする吉富興産と言う名前の会社がある。彼らが2010年に作ったケヤキアパートメントが用賀の街並みにいい顔作っている。一階にリン酸処理したサッシュで枠どられたお店や工房。上階の住宅の開口も出たり入ったり大きかったり小さかったり表情豊か。
下吉田の駅前にカフェ+富士山を見る物見塔を宮晶子さんと一緒に設計開始。昼からブレスト。敷地には既存の空家があるのでそれを延焼線まで減築して極力壁を剥ぎ取り骨にしてその骨が増殖していくといつしか塔という現れ方を検討中。次は構造の金田さんを交えてやりましょう。
早稲田本部キャンパスの中に今井兼次設計の建物が二つある。一つは昨日紹介した坪内博士記念演劇博物館(1928)。もう一つは會津八一記念博物館でありこれは今井兼次若干30歳(1925)のときの建築家としてのデビュー作でもある。會津八一は早稲田大学文学部で坪内逍遥を恩師としてラフカィオハーンから英文学を学びのちに美術家、美術史家となり彼の作品を含めて展示されているのがこの建物である。もともとは図書館として作られたものが1998年にNASCAによって博物館に改装された。穿たれた窓のだきの厚みに重みを感じる。その重厚さは古代神殿のようでもあり早稲田の建物の中でもひときわ目を引く。
1938年にできた丸紅ビルの再生を隈研吾が手がけ烏丸の古今をつなぐということでCocon Karasuma という。2004年の作品。
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