華やかソファー
神楽坂プロジェクトのソファーは作り付けにしようと考えていた。ワイドが3000近いので既製品があまりないから。しかし見積もりが結構高い。そこで既製品も探してみることにした、昔使った家具屋さんAREAに行ったらrocheboboisというフランスの家具屋に変わっていた。でもそこのソファが結構いい。デザイナーはZeno Nugari。ほとんどディベッドのような水平ソファーに背もたれは勝手に好きなところに置くというシステム。柄がなかなか派手でその布はミッソーニ、ケンゾー、ゴルチエもの。このソファは食事の時にも使いたいのでsh=380の硬めの水平座面と自由に動かせる背は機能的にはぴったり。加えて暗〜いシックな内装に花を咲かせる意味ではいいかも。
ホルヘモンテスチェア
今から6年前、2012年の夏にグアテマラのLa Cátedra Jorge Montes と呼ばれる建築家ホルヘ・モンテスの名を冠した建築国際会議に招かれ、その後この会議に深く関わったグアテマラの学生が国費留学で僕の研究室で修士をとり昨年帰国した。その学生が母校ITSMO 大学で教え始め、この国際会議に再度関わっており、私に参加を依頼してきた。今年はワークショップも行うということなので学生も連れて行きたい。そこで何をするのかを今メールでやりとりしている。最初の提案は大学のそばの古くからあるコーヒー農園の中にプレヒスパニックのマヤの時代の遺跡があるのでそれを中心にコーヒーの歴史資料館を設計するのはどうかと言ってきた。グアテマラといえばコーヒーだしマヤだから双方揃っているのはなかなかな興味深い。写真を送ってもらうように頼んでみた。ところで前回行った時はキャンパスが新しくなるとのことでアメリカのsasaki assoiates の設計したパースが掲げられていたが果たしてそれはできたのだろうか?
HOTEL CLASKA
目黒通りにホテルCLASKAという築34年のホテルをリノベしたホテル+ギャラリー+スタジオ+ショップ+レストランがある。UDS、インテンショナリーズ、トラフ等が参画して2003年に完成。なので通算50歳くらい。HPを見るとhttp://www.claska.com/hotel/index.html外観は少し疲れているが内部は面白そう。客室はmodern, tatami, contemporary, DIYとそれぞれのテーマで18平米から48平米まで値段も室料で17,000円から30,000円までとリーゾナブル。
建築の生まれる時
槇さんは設計と文章を書く事は創作の両輪だと言っていたと川向さんに話したら、槇さんの文章は竣工後の感想であると言う。それでもその感想が次の設計の起点にはなるでしょうと言うと頷いていた。しかし、、起点といえどもやはり創作とは文章のような論理性からではなくもっとドロドロした感覚で生まれる、伊東豊雄もそうだと川向さんは言う。確かに恩師篠原も言葉を大事にした建築家ではあるが、やはり創作の瞬間は絵であり模型なのだろうと思う。言葉で建築ができるのなら千枚もスケッチ残すまい。建築が生まれるのはいつ何によってなのだろうかと自分を分析してみる。自分のスケッチのあるいは模型のあるいは文章のどこでそのプロジェクトの方向がきまるのだろうかそしてそれはどういう理由によるのだろうか?
You must be logged in to post a comment.