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Jun 2018

あんこ

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by 卓 坂牛

神楽坂プロジェクトの工事が始まるので近隣にご挨拶。今日は暑い。思わずかき氷を3人で一ついただく。このsachlichなあんこのあり方。

救世軍渋谷小隊・恵比寿SAビル

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by 卓 坂牛

救世軍渋谷小隊・恵比寿SAビルをテナントだったシーラカンスが設計して昨年(2017)竣工。緑の壁が爽やか。リン酸処理した低層部の壁がアクセント。

フレーミング

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by 卓 坂牛

今日は午後、書類作りを助手に任せてひたすら原稿を打つ。建築はフレーミングと言う話を考えながら、このアンリアレイジのTシャツもフレーミングだと気が付く。真ん中で主張を外す、しない、ボイドで抜くところが粋だ。

日本心臓血圧研究所

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by 卓 坂牛

女子医大の正面にある心臓血圧研究所(1965)は1968年の第4回BCS賞である。半世紀前のコンクリートのキャンチレバーは制振ダンパーが入っているのか?設計はゲンプラン施工は鹿島建設。

IA

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by 卓 坂牛

日曜日の夜の連続テレビドラマブラックペアンではマシンを駆使した新型の手術に対して人間の職人芸的な手術が勝利をおさめる(今のところ)ということでAIに仕事を奪われると戦々恐々とする人間をほっとさせる。最近そのことが興味深くいろいろと人工知能の本を読んでいるが西垣通『ビッグデータと人工知能ー可能性と罠を見極める』中公新書2016はAI(人工知能)が人間並みの価値を保持することはほぼ不可能だからAIならぬIA(知能増幅器)という認識でコンピューターの発達を受けとめるべきだという。なるほど賛成である。さらに言えばその増幅器をデザインの中にうまく取り入れられ無いかと真面目に考えている。ディープラーニングさせたコンピューターにありそうで無かった立面図を描かせることなどはぜひやってみたい。

できないことはやらない

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by 卓 坂牛

建築の意匠系の研究は分析対象のデータが手に入るかどうかがポイント。だから背景、目的、方法など考える以前に資料にアクセスできるかどうかを見極めよ。と言うことを毎年毎年言い続けている。残念ながら言わなくていい年はない。

郷さくら美術館

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by 卓 坂牛

1250平米の打ち放し複合ビルを810平米のオフィス+カフェと440平米の美術館にコンヴァージョンして出来上がったのが郷(さと)さくら美術館(2012)。設計はブルースタジオ。2006年に福島、その後ニューヨークチェルシーにも作られ現代日本がを展示する。外壁は黒い桜型の陶器を乾式で取り付けて新しいファサードを作っている。既存ストックの活用で2012年のグッドデザイン賞受賞。

成城教会

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by 卓 坂牛

今井兼次60の時(1955)の作品。成城教会。肋骨のような登り梁を壁柱で支えている。外打放しはだいぶ痛んできたようである。

JIAに入らない理由

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by 卓 坂牛

本日若い建築家の方と話をしてわかった。そこには7人くらいの建築家がいてJIAの正会員は私だけ、準会員が一人。なぜ入らないかの理由は
① 会費が高い
② 入ると何か仕事をさせられそう
③ メリットがない
① 会費が高いのは僕もそう思う。例えば会費は年齢かける1000円にしたらどうだろうか年配の方が若い方を迎えるようにしないことにはいつまでたっても若手は入らない。
② 今の支部とか地域会がおそらく年輩の大先生がいてその下に僕ぐらいの人間がいて一生懸命働いている。そんなところに30代40代の人がはいれば待ってましたとばかり仕事が降って来るのが目に見えている。その仕事がそもそもつまらなそうに見えているところが問題なのだろう。親父のやっていることが古すぎるのである。親子ほども離れているのだから子供は子供でわんぱくに遊べる場所を作らないと。
③ メリットってなんだろうか?建築家が建築家の地位と職能を確立し世の中に訴えるのがそもそもJIA発足の主旨だったのだからJIAの会員であることで社会的に信頼を得られるということが一番大事なのだろう。では何をするのか?

伊藤パズル

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by 卓 坂牛

伊藤博之さんの長屋におじゃま。相変わらずの極限的パズル。3層の井戸のような吹き抜けにこの建築の理不尽さが現れている。
さっきまで一緒にいた高橋さんにまた会う。