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by 卓 坂牛
主査をする学会の建築論建築意匠小委員会の研究会を行う。春に行った100人アンケートをベースに『建築論の問題群』と題し数年後の出版を目指して本日は坂牛が「建築の自律性と他律性」を述べ、自律性の問題として市原出さんが「形と空間の問題」と題し形態言語を、他律の問題として櫻木直美さんが「かたちを生み出すロジックの拡張」と題してデジタルデザインの可能性を話した。その後の議論も意義深いものだった。
これを受け来年3月9日には建築の社会性について法政大学でシンポジウム、6月26日には建築と自然について京大で研究会、9月3日は学会大会金工大にて建築論の問題群と題してPDをおこなう。
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by 卓 坂牛
谷内田さんの千駄ヶ谷の集合住宅ZOOM神宮前(2017)をマニンビルのはす向かいに発見。1階に図書室のようなコモンスペースがある。どんな風に使われているのだろうか?大きなバルコニーを千鳥に配置してファサードを作っている。
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by 卓 坂牛
分離派研究会@東大で加藤さん角田さんの分離派誕生の背景にある建築教員の話を聞く。面白いのは卒計の外観図を分離派は描かなったこと。分離派以前は透視図、以後はアクソメへと図法が変わる。これは教育か?流行か?はたまた何か複雑な要素の絡まりあいか?
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by 卓 坂牛
白金高輪の崖の上に港区高輪子ども中高生プラザがある。遠藤政樹、石原健也、千葉工大ベアの設計で2011年に完成。国道1号の喧騒から隔絶された住宅地に合わせてファサードはスケールダウンされプライバシーを慮りスリット状の開口がきられている。
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by 卓 坂牛
朝、現場で玄関庇の軒天を救世軍のワインレッドで塗ることとした。昼、事務所で氷室ギャラリーのトンネル模型を見る。半透明でグニャグニャしている。午後、芸大で建築論講義。毎回講義後に感想を書かせるがこれを読むと授業の内容を咀嚼する力がわかる。夕刻、理科大で来週のエンリックWSの話をする。夜、科学未来館でMUTEK。エレクトロニックライブ。KYOKAが10:00からステージ。
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by 卓 坂牛
バルセロナのzero telefonica towerの設計者であるエンリック・マッシプーボッシュは篠原アトリエで働いていた唯一の外国人である。加えて篠原一男から全ての実施図面についてフォトコピーを取ることを許された唯一のスタッフである。そしてそれをもとに篠原一男について博士論文を著した唯一の人である(カタルーニャ工科大学に一昨年提出。私が主査をした)。その彼が11月19日月曜日13時から東京理科大学葛飾キャンパスにおいて篠原一男「地の家」についてレクチャーをする。是非多くの方のご来場をお待ちいたします。
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by 卓 坂牛
栗生明設計の日本橋弥生ビル(2005)は角地に板のように張り付いている。コーナー部は透明ガラスを2辺支持でとめ。道路に沿った大きな面はドット状の型板ガラスをコーナーを金具でとめて4辺シールしている。
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by 卓 坂牛
ラファエロ・モネオの娘ベレンと日本で会うのは3度目。彼女の友人である隈事務所に勤めるファビエルと3人で夕食をとる。彼はもう14年も日本に住み、僕以上に日本人で青山の居酒屋に行った後近くの沖縄料理バーに連れて行ってくれた。そうしたら偶然隈研吾夫妻が入ってこられすっかりご馳走になってしまった。ベレンの教えるマドリード工科大学と協定を結ぶので来年はマドリードに行きたいし彼女を理科大に呼びたい。
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