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by 卓 坂牛
JIAマガジンの編集を始めて半年くらいたち少し流れもでてきた。そこでビニールに入って届けられるマガジンを封も切らず積んどくされないためにFBを使って事前予告をすることにした。次号は1月号(12月15日発刊)である。私が編集長になってから「建築が生まれる時」という表紙の企画を始めた。それは建築家にデザインが「いける」と思った瞬間のドローイング、スケッチ、模型を見せてもらうというもの。今月は千葉学さんで工学院大学教育棟のコンペのプランを決定した瞬間のスケッチである。巻頭インタビューは防災特集ということで都庁の災害ブレーンである首都大学の市古教授にお話しを聞いた。こうご期待。
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by 卓 坂牛
JIAマガジン編集会議が行われる建築家会館は青山の山の上。その5階の会議室からの眺望は格別。新国立競技場の進捗が毎月つぶさに見てとれる。
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by 卓 坂牛
久しぶりにかなりの雨。現場のグラスウールは大丈夫かな?タイベックスて包み終わっているから大丈夫ということになっている。でもゴアテックス来て走って帰ると中も少し濡れるのだ。
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by 卓 坂牛
足元が削がれた形状に驚き見上げると緑の垣根が屋上を囲んでいるのでまた驚いた。小学館の本社ビルで設計は日建設計で一昨年(2016)完成している。足元を細くしているのは免震を入れるためだそうだ。
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by 卓 坂牛
岸政彦、北田暁大、筒井淳也、稲葉振一郎『社会学はどこからきてどこへ行くのか』有斐閣2018は社会学の研究方法論の差がおぼろげながら見えてくる。特に岸の質的社会調査と筒井の量的社会調査の差そして北田の理論、学説史、稲葉のさらに拡張する社会学などの方法論の差はおそらく建築の意匠論に見みられる幅の広さに類似する。たとえば質的調査はインタビューを多用し、量的調査は統計値をあつかう。これは僕の研究室でもおこることである。そして質的調査は比較をしないで、量的調査は比較を重視する。異なるから比較する準拠がない。だから比較しないと質の人は考え、異なるからお互いを鮮明にするために比較せよと量の人は言うわけである。これは建築でもおこる悩みである。篠原一男を鮮明にするために清家清と比較するべきなのか否かである。建築では意匠の人は論文に没頭しないので(設計しているから)この方法論の差を厳密に議論しないでずーっと来ているけれど、社会学に倣い方法論の差をより明確に議論しないといけない。少しずつでも学会小委員会のテーマにしていこうと思う。
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by 卓 坂牛
現場の足場をぐるり一周。外壁はアイジー工業のSFビレクト(グッドデザイン賞)。この製品最近出たけれど優れもの。ポリイソシアヌレートフォームという難燃性の断熱材が裏打ちされていて準耐に普通なら必要なPB12.5mmが不要。このサイディングは6メートルまでの長尺があるので施工が楽。さらにこれを断熱材の上にタイベックス+縦桟木で打ち付けることで下地のベニヤもカット。さらに屋根も既成の縦ハゼ(稲垣商事スタンビーICたてひら)。現場での板金屋さんの仕事0である。これらでかなりコスト落とせた。屋根まで上がると遠方に赤城神社の隈さんのマンションが見える。
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