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Jan 2019

建築プレゼンのグラフィックデザインの

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by 卓 坂牛

拙著建築プレゼンのグラフィックデザインの中でミロのカタルーニャの風景はsensibility•hierarchyの例として例示した。シュールレアルの自動筆記で描かれたこれらのオブジェクトに意味的連関はおろか意味は無いものと把握していた。しかし今日芸大最終授業でカタルーニャからの留学生にこの絵の中にカタルーニャを読み込めるか問うと答えはイエス。これはうっかりしていた。カタルーニャの人には意味が現れているようだ。果たしそれぞれに論理的繋がりはあるのか?今度ゆっくり聞きたいのだが今日が最後、、、

10万字

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by 卓 坂牛

『時がつくる建築』が発売されたと同時に読みこれは画期的な本だと思っていたら一度に三つの賞を受賞した。そこでそれも含めて来週著者の加藤耕一さんにインタビューすることにしたが10+1で連載していたのを思い出し今朝プリントアウトした。するとなんと100枚。おおよそ10万字。これで十分一冊の本になりそうである。さあさっさと読まないと。

人のつながり

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by 卓 坂牛

バルセロナに送り出す留学生のアクセプタンスレターが届かなくて困っていた。その昔ウィーン工科大学の客員教授をする時の書類のやり取りがあまりに煩雑で参ったがカタルーニャ工科大学も同じようにビューロクラティック。ヨーロッパの伝統ある大学はみんなこうなの???メールのやり取りに疲れていた頃に副学長が親しい某国の大使に仲介をお願いしてくれた。するとなんとこの大使は偶然私が3年前カタルーニャ建築家協会で講演した時に来場されその後も数回食事をしたバルセロナ領事だった。大使のメールがコンサバアカデミックセクレタリーを動かしてくれたようで今朝メールがきた。ほっと一息。人のつながりって大事です。

龍泉寺八聖殿

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by 卓 坂牛

龍泉寺八聖殿納骨堂は2015年浅利幸男の設計。永代使用料は50万から。隈さんの設計で新しくなった千日谷浄苑は90万からだそうで都心はやはり高い。(インテリア写真はHPからお借りしました)

コマツナギテラス

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by 卓 坂牛

佐藤光彦設計コマツナギテラスは2012年竣工。アーキネットプロデュースの12戸のコーポラティブハウス。同年グッドデザイン賞受賞。

情報生産者になる

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by 卓 坂牛

大学の教員の一つの義務は情報発信だろうと思う。しかし忙しさにかまけてそれをおこたっている。するとこういう本(上野千鶴子『情報生産者になる』ちくま新書2018)に出会い即読み始めたら対象が教員ではないことが分かった。ここでいう情報生産者とは大学生のことであった。つまり一言でいうとこの本は「論文の書き方」指南本である。そしてこれまで読んだこの手の本の中では抜群に面白くてかつ有効である。「どうしてこんなレジメしか持ってこないのだろうか?」「なぜいつまでたっても論文進まないのだろうか?」とアリのような学生を持ってお困りの先生たちはこの本をお読みください。おそらくそういう悩みを持っている(私も含めて)先生の半分は先生に半分の原因があるのだということをこの本を読むと感じるはずである。つまり適切な指導をすればもう少し良い結果が生まれるだろうという期待を感じさせる具体的で可能性を感じる指導法が書かれているのである。来年度はまずこの本から輪読を始めたいと思う。

定例

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by 卓 坂牛

地下で定例していると上で材料切っている大工の佐藤さんの作業がよく見える。

東大図書館

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by 卓 坂牛

東大の総合図書館は1928年に内田祥三、岸田日出刀によって設計されその後野城智也、川添善行が2016年に大規模に地下増築した。地下だけで300万冊の蔵書数というのが驚き。

東大法学部4号館

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by 卓 坂牛

昨日の東大文学部3号館(1987)にほど近いところに法学部4号館がある。大谷幸夫設計で同じ年に竣工している。デザインもほぼ共通でRCの骨とレンガタイルの皮がリズミカルに組み合わされている。そして部分に大谷ティーストがふりかかる。