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Feb 2019

インタビュー

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by 卓 坂牛

JIAマガジンでは1年かけて全国のJIA支部長にインタビューすることにした。今日は一回めで北海道の遠藤謙一良さん、東北の鈴木弘二さん。震災その後、地方でのコンペ、これからのJIAのあり方など沢山のお話しが聞けた。その中の印象的な話の一つにこんなのがあった。北海道支部が海外の建築家協会と友好関係を結びたく人口が似ているカタルーニャに行った。そこで会員数に驚いた。北海道は人口5百万に対し会員数150人。カタルーニャは人口7百万人に対し会員数2万人だとか。ゼネコンがない国での建築家の職能の重要さとそれを束ねて力にしていると感じたと言う。カタルーニャ建築家協会は数年前にレクチャーをさせていただいた場所。バルセロナの真ん中に存在感を示していたが建築の国なんだと今日の話を聞いて改めて思った。

Door

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by 卓 坂牛

その昔、高さ3.5メートルの両引き自動框ドアを作ろうとしたら框が歪むと言われできなかった。どうしたか?框を取ってガラスだけにしたらできた。神楽坂では3メートルの片開き框ドア作ろうとしたがお金が無くてできなかった。で、高さを2.6メートルまで下げた。でも住宅のドアとしてはかなり大きい。レバーの位置を見ると大きさがわかる。

段取り

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by 卓 坂牛

あの『センスは知識からはじまる』を書いた水野学の新刊『段取りの教科書』に「すべての仕事はルーティンである」とある。同感である。誤解なきように言えば、仕事のススメる方をいつも同じにして無駄な思考や時間をそこに費やさずクリエーションしろということである。これは勉強や読書もそうでルーティン化するとエネルギーはいらない。三度の飯と同じである。
段取りなんてつまり毎度やっていることの精度を上げることにすぎない。昨日の修士設計を見ていると一体何回課題やってるの?段取りの精度上がってないよと言いたくなる。

世も末だ!

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by 卓 坂牛

スタッフNは足しげく現場に通い棚やパイプの位置の墨出しを自分でしてしまう。その目的でレーザーまで購入。そんなわけで現場とのコミュニケーションがいいから大工さんも喜んで注文を聞いてくれるし間違いがない。そんな精度の高い現場にL社の浴槽が届いたのだが図面と形状が違い下地にぶつかり入らない。そのことをクレームしているのだが非を認めない。大きな会社なのに理屈が通じない。首相が非を認めない国では非を認めないことは悪いことではないのだろう。世も末だ。

建築家とは

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by 卓 坂牛

アメリカに留学した時ウォーホールがどうしたら芸術家になれるかを教えていた。その即物さに驚いた。でも実は学生
はそれがいちばん知りたい。
教えたり学んだりすることは本当に難しい。明日役に立つことを教えるつもりはない、建築家になれることを教えたい。

卒計発表会

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by 卓 坂牛

今日は一部生の卒計発表会。OBたちが選んだ最後の二つはとてもいい案だった。すっと納得でき味わい深くそしてチャレンジングだった。その設計者は二人とも女性。去年も最後の三人は女性。昨今女性強し。来年は巻き返してください。
ところで卒計の成績優秀者が設計辞めたりする今日このごろ。是非ずっと設計を続けいい設計者になって欲しい。継続していけばいい設計者になれる力はあると思う。
明日は修士の発表会。帰りがけ発表会場を覗く。まだ何も無いテーブルもある?!

つま先歩き

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by 卓 坂牛

百歳まで自分の足で歩きたかったらつま先歩きしなさいという本を読んだ。人間の足裏には3つの接地点がありそれを結ぶ3つのアーチがありそのアーチの弾性を維持しないと歩けなくなる。そのために前二つの接地点を結ぶアーチから足を下ろせ踵から下ろしてはいけないという。なんか正しい気がして今朝から試しているがスピードが出ない。ハイヒール履いて歩くとこうなるのかな?という感じ。しかし歩いた後はなんか気持ちいい。

情動の社会学

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by 卓 坂牛

『情動の社会学ーポストメディア時代におけるミクロ知覚の探求』伊藤守、青土社、2017。最近本屋で情動とついた本があると即買う。帯にあるように「私たちはなぜ感情に支配されてしまうのか」の原理、情動が20年くらい前から議論され始めたルーツ、この問題を哲学的にどのように理論化されているのか、を知りたいからである。後ろからいくとそれはどうもホワイトヘッドのprehensionという概念に行き着くがこれがなかなか難しい。直感的なものの把握ということなのだがどうもそれ以上は理解が困難。真ん中の問いの答えとしては1995年に刊行されたマッスミのAutonomy of Affectが挙げられている。さてそれではさいしょの問いには二つの理由があり、一つは反主知主義、もうひとつはデジタルテクノロジーによる感覚制御のようである。

肉体改造

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by 卓 坂牛

昨日一ツ木通りを歩いていたらDrストレッチという看板が目に留まった。見ると中でパーソナルトレーナーがストレッチをしているのが見えた。無性にやってもらいたくなって配偶者を連れて今朝出かけ1時間足首中心に股関節を伸ばしてもらったらまるで別人のように体が軽くなった。その足で駅前の24時間フィットネスANY TIMEに入会して筋トレと自転車もやり体がいい感じに回復してしきた。。禁ジョギングなので今年は足首をいたわり、方針変更して柔らかい筋肉を増やそうと思う。今年は地方に共同研究がいろいろあるので柔らかい筋肉で疲れにくい体を作りたい。

優れものサポーター

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by 卓 坂牛

やっと医者に行く時間ができた。足首のレントゲン写真を見ながら聞き慣れた言葉「歳の割に足首の骨の変形が大きく軟骨は相当すり減っている」。高校時代は注射打って試合していたんだから酷使しすぎなのは自分がよく知っている。大学時代はスキー部で足首を使わなかったのはせめてもの救い。プラスティックの入ったギブスのようなサポーターを処方してくれた。これつけるとめっちゃ歩きやすい。