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by 卓 坂牛
ウィグリーの『白い壁』の翻訳を読み合わせているICUの岸祐さんが縁の下のの力持ちとなり自ら6章の翻訳と9章を書かれた本高澤紀恵、山崎鯛介編『建築家ヴォーリズの「夢」ー戦後民主主義・大学・キャンパス』をいただいた。ヴォーリズ事務所にはとあるコンペでしっかり負けた経験もあり上手な建築事務所だなという認識だがもちろんそれは経験上の現代の姿。その昔のヴォーリズの偉大さをこの本で勉強しよう。ICUの現存する住宅も見せてもらおう。
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by 卓 坂牛
毎度翻訳会は新鮮な言葉に出会う。先日加藤耕一さんへのインタビューで加藤さん曰くゴシックリバイバルはモダニズムのフォルマリズムでマテリアルを無視していると。ウィグリーはマテリアルストラクチャーとフィジカルストラクチャーという言葉を使ってゼンパーは前者なのにリーグルは全く誤解してゼンパーをフィジカルだと非難したと言う。ゼンパーと加藤さんは気が合うわけだ。最近ゼンパー好きが増加中。でも本当のゼンパーは未だよくわからない。川向先生の翻訳早くでないかな。
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by 卓 坂牛
2002年に竣工した総理大臣官邸の実質的な設計者は日建設計だった。極秘に進められたため出来上がって初めてそのデザインをテレビで見た。透明なデザインがいかにも当時の日建だなと思った記憶がある。
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