Archive

May 2019

富士吉田ツアーを計画ください

On
by 卓 坂牛

氷室ギャラリーについにエントランスドアがついた。さて本当にあと少し。7月20日(土)21日(日)に市長も招いてオープニング内覧会を行う予定です。一般の方も自由にご覧いただけます。氷室ギャラリーのできるまで展示も行います。20日は私もご説明に馳せ参じます。皆様ぜひお越しください。隣接する富士製氷工場リノベーション(新建築2016,9掲載、坂牛研設計)、住居棟改修もありますので3つ見ると30分〜40分かかります。またゴールデン街のような飲屋街新世界の改修やコワーキングスペースanyplace.work fujiyoshida (新建築2019,4月号掲載、坂牛研設計)も近くにあります。また他にもツバメアーキテクツやパーシモンヒルズアーキテクツ設計の建物も見られます。ぜひご計画ください。場所は富士吉田市富士見1−1−5最寄駅は電車なら下吉田、バスでも来られます。

On
by 卓 坂牛

田路さんや加藤さんがやっている分離派研究会が明日京都で開催される。建築と彫刻の交叉というなんだかワクワクするようなテーマである。楽しみである。

分離派_6th_チラシ_s

lFDS

On
by 卓 坂牛

フランスの学生から交換留学で坂牛研究に来たいとのメールが来た。僕の建築の条件が興味深いと書いてある。あの本を英語で説明したのは去年の芸大の授業だからあの時いた二人のフランス人が帰国後教えたのだろう。ウェルカム。

デンマーク、オーフス大学のピーターからメッセンジャーで長文のテキスト。彼のテキストはいつも長い。来年2月か3月オーフスの学生30人くらい連れて日本旅行するので理科大生と3日くらいのワークショップをやりたいとのこと。場所は芝浦ハウスでと具体的。それなら他大学も入れよう。僕が教えている、芸大、日本女子大など入れると楽しい。これもウェルカム。

サバティカルで坂牛研に来ることをお悩みの先生からやはり坂牛研にて研究したいとのメールをいただく。海外行くとか、その他の可能性をだいぶ示唆したのだが、、学生ならまだしもすでに功なり名遂げた方に教えることはないのだが、、、しかし研究室のディバーシティが高まることはウェルカム。

僕の事務所のOFDAはOffice for diverse architects の略で多様性を最も大事にしてきたが、研究室め同じモットーでLaboratory for diverse scholars

LFDSと名のるかな?

繕う

On
by 卓 坂牛

院生の製図中間発表。金田充弘さんと虎尾亮太さんによる空間を繕う課題。なかなか使えそうな案が多くて楽しい。

LED

On
by 卓 坂牛

我が家は6メートルの奥行き方向に階段や室が置かれている。その長さを生かしたいので全ての空間、全6箇所の照明はその長さ方向にグローリー社のシームレスラインを天井角に設置している。5メートルまでシームレスに接続可能で調光できて微弱な電流でチラつかない(ことになっている)。いくつか初期不良でちらつくものがあるので見てもらうが、LEDが早々に切れたり、ちらつく理由の多くは基盤の不良にあるらしい。

On
by 卓 坂牛

僕が主査を務める学会の建築論・建築意匠小委員会では建築論の問題群WGと共同で建築論のキーワード集を編纂すべくシンポジウムや研究会を続けております。前回は法政大学で建築デザインにおける「社会性」をテーマとしましたが、今回は京都大学にて「自然」をテーマとして議論いたします。興味のある方はぜひご参加お待ちしております。

中山英之

On
by 卓 坂牛

ギャラ間で始まる中山英之展のプレスコンフェレンスに出かけた。中山さんはこの展覧会のために6本の映画を作られた。と言っても自ら作ったものはなく施主や元所員が撮ったそうだ。全部で小一時間の長さだが全部見た。とても面白かった。その昔グラフィックの本を作る時中山さんのドローイングをお借りした。草原の中にある二つの家の大きな扉が風になびいて開いたり閉まったりするような動きを感じるドローイングだった。それは実作にもあるのだがその時間性はきっと中山さんの建築の映画的なところなのだろう。

 

朝日

On
by 卓 坂牛

近隣は木造住宅が建てこんでいるが東側に建物の切れ目がある。晴れた朝はそこに昇ったばかりの陽の光が入り込み、東の窓を通過してランドリーとキッチンを隔てる框ドアのガラスを突き抜けキッチンのモルタル壁にぶつかる。毎朝ゴミ捨てのためにキッチンに行き壁を見て天気を知る。朝日が当たっていると少し嬉しい。

雨の中

On
by 卓 坂牛

新建築の撮影にあわせて見にきたい方を予定した。撮影は雨で明日へ延期となったけれど見学はそのまま。萩原さんと石黒さん大雨の中ご苦労様です。来られなかった椎名さんまたお呼びいたします。

ドメスティシティ

On
by 卓 坂牛

モダニズムはドメスティシティ(家や家族)を犠牲にして新しい建築を目指したと言われる。もっと言えば冷えた岩山のようなコンクリートの中で修行僧のように生きることが美化された。モダンな建築美は快適な生活と両立しないと言いたげである。篠原の建築にもドメスティシティがないと言う人がいるが少なくとも物理的には過酷な生活を強いる同時代のアバンギャルド建築家たちとは違う。僕もドメスティシティを享受する上でストレスとならない場所とする最低限の設えを環境的に考える。それは必要条件。でももちろん十分条件ではない。ということを昨日竹内さんと話して再認識した。