Archive

Jul 2019

On
by 卓 坂牛

夏にサンチアゴに行ってWSやるのだが、ついでにまずアスンシオンに行ってパメラに新しい建築案内してもらい、翌日モンテビデオに行ってベルナルド教授を表敬訪問して翌日ブエノス・アイレス行ってロベルトとマルベック飲みたいと考えているのだが、うまくはまるかな?

インスタ

On
by 卓 坂牛

インスタグラムと現代視覚文化論

によればベルリンのインスタの4割が建築だが東京のインスタ写真の4割は食べものだそうだ。やはり日本の食は見て楽しむものでもある、、からなのか、、、東京にはインスタ映えする建築がないからなのか?
いい皿にのった魚を前にして思う。

おしっこ

On
by 卓 坂牛

僕は昔から泌尿器が弱い。加えてこの歳になると前立腺が大きくなるので泌尿器科のお世話になりっぱなしである。最近排尿日誌をつけるように言われ3日間つけて毎日人間は2リットル排尿していることを知った。動的平衡を痛感するとともに人間も「流れと淀み」で成り立っているんだなと改めて思った。先日テレビで像の排尿映像が流れていた。2時間に1回10リットル1日100リットル排出するそうだ。人間の50倍である。水の少ないところで暮らす生き物はもっと水分が貯蔵されてもいいようにも思うのだが。

セット割

On
by 卓 坂牛

数年前からテレビも電話もネットもソフトバンク経由にしていた。4月に引っ越すときその移動手続きをした。その時スカパーを勧められ電話をymobileにした。すると4月以降予期せぬお金数万円がかかっていた。それは契約場所を移動するのに一度契約を解約して再契約しているからだと言うことが分かった。それを知るのに4時間はかかった。さらにスカパーがつまらず解約したらソフトバンクの解除料もかかった。さらに引越し後のテレビ代はNTTとソフトバンクの両方からダブルで請求されていることに今となって気づいた。つまりソフトバンク窓口で行った契約がセット割りと称して4社に跨り誰も跨っている部分の調整をしないし聞いても分からないし最初に適切な説明もないと言うことがわかった。セット割はしない方がいい。

慰労会

On
by 卓 坂牛

理科大の先輩教員、寺本さん、直井さんの慰労会を神楽坂で行う。お二人と私は理科大だけのつながりではない。寺本さんは大学、日建の先輩で、風の塔の構造設計をしていただいた。直井さんは高校の16回先輩。私は直井研を継いで理科大に来たので私の部屋の机もイスも本棚も未だに全部直井研のもの。机にはベニヤ板を載せ、イスには黒いイスカバーをかけて使っている。

本当に住んで幸せな街 全国「官能都市」ランキング

On
by 卓 坂牛

本当に住んで幸せな街 全国「官能都市」ランキング (光文社新書)という本にその条件として匿名性と適度な帰属意識と書いてあった。引っ越し先はかつて住んだ場所の中ではもっとも連帯感が強い。近所にはドア閉めない家もあるし、毎朝誰かと挨拶するし、護美当番の札が回ってくる。

過労死

On
by 卓 坂牛

2013年31歳のNHK女性記者が過労死した。死後40時間以上してから婚約者が発見した事件は相当期間秘密にされていた。鬱血性心不全という死因も定かではない。他界する前二ヶ月の残業時間は188、209とさすがに高い。30後半になってもまだ仕事量を自分でコントロールできなかった自分が重なる。人ごとではない。結果的にはあの時辞めておいて良かったのだがなんでそこまでしないと生きていけないのかと思わざるを得ない。

本と食器

On
by 卓 坂牛

先日フリックスタジオの高木さんが拙宅の本棚が一階から二階に増殖してしまいに食器棚になるのを面白がっていた。オーナーとしては本でも食器でもこびりついた記憶の塊。本棚の上の方は結婚したての薄給時代、早稲田で古本渉猟しニヒリズムを好んで読んでいた頃の本。食器は結婚を前に配偶者が盛岡の古食器屋をめぐり集めた伊万里や江戸時代のそばちょこなどなど、だいぶ割れて捨てもしたがある方にお願いして金継ぎ中。

アートとは何か

On
by 卓 坂牛

アーサー•ダントーはアメリカを代表する美学者である。彼のアートの終焉は僕の博士論文に欠かせない論だった。その邦訳も載っている。また何がアートをアート足らしめるかWhat art  isという存在論的問いに対してアートワールドという概念を示し歴史がアートを駆動する力を失った段階(アートの終焉)ではアートを取り巻く世界がそこに意味を見出した限りにおいてアートであると説明する。やはり現代アートを説明する最も哲学的に明快な論だと思う。

2.5時間設計

On
by 卓 坂牛

研究室で、毎週1時間設計をしているが、月の始めは2.5時間設計を行っている。1時間設計は住宅だけど2.5時間はもっと大きい。今日は3万平米のオフィスである。様々な環境設定のワークプレースを考えさせた。皆の解答を見てわかることだが2.5時間設計には1時間とは異なる能力が必要である。それは形態を幾何学的に抽象化する力。夢のようなイメージが、そのままという案が多いがそれは建築以前である。