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Jul 2019

相手目線

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by 卓 坂牛

とある先輩の先生がスペイン語が上手なのと外交に長けているので僕が海外(ラテン系)の人と行きづまると間に入ってことをうまく処理してくれる。その方から学ぶことは相手の攻めを返さないこと。そうではなく、私とあなたで最良の解答を探しましょうと相手の目線で語りかけること。

階数表示

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by 卓 坂牛

エンリックが僕をスペインで宣伝してくれたのでヴァレンシアのTC cuadernos という出版社から本を出すことになった。ベレンは知らなかったからそんな大きな出版社ではないがペローやカンポバエザも出していて綺麗な本である。使用言語は英語である。それで階数表示を米式か英式かで迷った。というのもスペイン語の階数表示は米式だから。2階は segundo piso(2番目の階)だから。聞いたら英式でとお願いされた。やはりヨーロッパだからか?ラテンアメリカで英語表記するとどうなるのだろうか?話す時は米式でして来たが。

Finger print proof

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by 卓 坂牛

我が家のゴミ箱にFinger Print Proofというシールが貼ってあった。確かにステンレスへの指紋の付着は建築でも悩みの種。これはphlの上にコーティングしてるのだろうか?

マヨルカ

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by 卓 坂牛

ベレン•モネオが「卓、夏休みはいつ?」と聞く。8月に一週間と答えると是非マヨルカに来いと言う。スペイン人は8月は1カ月バカンスである。モネオ家はマヨルカでクルーズ、冬はロッキーでスキーが普通の過ごし方だそうだ。

昨日拙宅を撮ってくださった山田新次郎さんは最近マヨルカで奥さんの名を冠したウッツオンの終の住処〈キャン•リス〉を撮影して来たそうで数枚のカードをくれた。この家にはずっと行きたいと思っている。建築はフレームという考え方がリテラルに具現化されているから。いつかモネオ家に遊びに行ったついでに拝見できたらと願っている。

撮影と見学

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by 卓 坂牛

昼頃鹿島出版会の阿部さんと一緒に山田新治郎さんが写真を撮りに来てくれた。4カットだけ厳選して撮ってくださった。山田さんは最近和田菜穂子さんと一緒に『ウッツォンの窓の家』という本の写真を撮るためマヨルカ島に数日滞在したとのこと。マヨルカにはベレンの別荘とクルーザーがあり是非来いと言われているので行ってみたい。

午後フリックスタジオの高木さんと千葉学さんが来られた。収納の向こうにまだ何かあると言っていた。僕はいつも向こうの向こうにまだ向こうがあるというものを作りたいと思うのでこの言葉は嬉しい。

多拠点居住

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by 卓 坂牛

24時間オープンのジムAnytime Fitness に通い始めて半年。便利なので毎朝来る。昨今普通のジムは高齢者のコミセン化しているがここは黙々と体を鍛える輩が老若男女を問わず集まる。なので会話も無いのだがそこで話し相手ができた。近所に住む白髪の年輩の方。聞くと早稲田と湯河原の二拠点居住されているとのこと。それを聞いてまたむくむくと多拠点居住の夢が頭を過ぎる。夏富士吉田に通い町医者建築家やって、冬休み南半球の暖かいところの大学で教える。なんて、、既にやっているとも言える、、小さな住処が欲しい、、贅沢か?

 

 

再生エネルギー

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by 卓 坂牛

高校サッカー部同輩のKと神楽坂の中華でビール飲んで我が家でワインを飲む。彼は2001年まで某銀行に勤めていたが退職して自然エネルギーの会社を6つ転職した。太陽光発電に始まり風力発電の会社を3つ代わり現在はドイツの風力発電会社の日本社長である。風力発電は洋上も多くそのためには漁師と飲むのが仕事だそうで毎日日本全国の漁村で飲んでいるそうだ。風力発電のトップカンパニーはデンマークでそこでは自然エネルギーは全電力の65%程度を占める。しかるに日本は数パーセントでその理由は原子力のしがらみである。一体この事実を国はいつまで隠し通すのだろうか?というかこの事実をマスコミはなぜ指摘しないのだろうか?そして国民はいつまでそうやって騙されていることに鈍感でいられるのだろうか????

JIA magazine

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by 卓 坂牛

JIAマガジン7月15日号は編集後記を送付しもうすぐ校了。「建築が生まれる時」は学会賞受賞作桐朋学園大学調布キャンパス1号館の柱を通す位置を検討したBIMの図である。外からは分からないあの建物の複雑さはこうして検討されていたのであった。山梨らしい!!!インタビュー乞うご期待!!

無事

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by 卓 坂牛

新宿区には11の町会連合会がある。僕の住む赤城下町会は榎木町地区連合会に所属する。この辺り一帯は牛込と呼ばれていた(今も牛込の地名は残っているが)。牛込の意味は「多くの牛」だそうで牛が沢山いたとのこと。そこに牛が2頭越してきたわけだ。

昨日その地区連合会から安否確認旗をいただいた。全国で配られているようだが近所にはかなり老人も多く重要なサインである。

流れと淀み

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by 卓 坂牛

「建築は流れと淀」と言っていたら、ひょんなことから国立遺伝学研究所で年一回行われる「流れと澱みを語る会」でお話ししませんかと誘われた。字が微妙に違うのだがまあいいか?誘ってくれた木村暁教授の研究室は細胞建築研究室(Cell Architecture Laboratory)と言い建築に興味ある方なのようである。去年の参加者を見ると医学、遺伝学、物理科学、法学、工学、宇宙航空研究、先端科学、総合文化、システム生物学、海洋研究、基礎科学、構造遺伝学の研究者と超ワイドレンジで面白い。今年はどんな方がお集まりになるのか興味深い。