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Oct 2019

支部長インタビュー

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by 卓 坂牛

JIAマガジンに掲載する支部長インタビュー3回目。今日は井上久美近畿支部長と高屋利行北陸支部長にインタビュー滋賀、京都、兵庫、大阪、奈良、和歌山を抱える近畿支部と富山、石川、福井の北陸支部では規模がかなり違う。かたや会員数555人、かたや127人では5倍近い差だが、小さいからこそ顔の見える付き合いができているようである。一方大きな近畿では支部長のアイデアで皆を束ねているようである。

SDG’s

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by 卓 坂牛

JIAが『SDG’s建築ガイド日本版』を出版した。SDG’sの17のゴールごとにそのゴールを具現化している建築を紹介している。会員は一冊1000円。残念ながら本屋には売っていない。

トネリコ ユーカリ

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by 卓 坂牛

先日お酒を届けに来たカクヤスが道に迷い電話をしてきた。道順を言うとそこならさっき行ったけど表札が見えなかったと言う。言われてみると確かにトネリコが日々成長して表札を隠している。竣工時の写真と今を比べるとトネリコのみならず、ユーカリも成長している。

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by 卓 坂牛

ある視界の中に数種類の色がある時白に見える部分はその視界の中で輝度が最も高い所か、面積が最も大きいところだそうだ。確かに家の中を見渡すと物体色とは関係無くこの法則に従って白が現れる。

ねつ造された白

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by 卓 坂牛

学会の光デザイン小委員会の主催するシンポジウムにお招きいただいた。「ねつ造された白」と題してレクチャーとシンポジウを加藤耕一さんと一緒に行った。坂牛邸の光実測調査の結果を初めて聞き時刻と場所によらず色の見え方に差はないことがわかった。これはグレーのあの家にいるとどこにいてもグレーは弱い白と感ずる感覚に近い。面白い課題をいただきありがとうございます。

 

スケールアウト

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by 卓 坂牛

初めて新国立のそばを歩いたら新国立よりはるかに巨大な威圧感のあるマンションに度肝を抜いた。新国立のスケールで対峙していいのか?青山のスモールスケールに馴染む工夫が欠如していないか?

オリンピックミュージアム

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by 卓 坂牛

JIAマガジン編集会議で外苑前に、来たらオリンピックミュージアムなる施設がオープンしていた。1964東京オリンピックの開会式プログラムなど手にとって見られる。プログラムの言語は日本語、英語、フランス語。

白の差

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by 卓 坂牛

今日は朝、建築家会館でJIAマガジンの編集会議。昼神楽坂に戻り中高同級生と昼食して夜建築家会館に戻り高校後輩の企画するシンポジウムに出る。そのシンポジウムのテーマ「白」を考えていたら日建時代に使っていた色見本帳を思い出した。微妙に異なる白が何十色も入った色見本帳である。当時はこの微妙な差にかなりこだわった。日本人は和紙の文化があり、書をやるから白と黒のグラデーションに繊細な神経を持っていると思う。

梗概

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by 卓 坂牛

理科大の卒論梗概締め切りは月末。なので今日のゼミは学部生全員最初の梗概発表。なんとなくそれを見ることになると思うだけで朝から憂鬱だったが過半はなんとかなりそうでほっとした。さらに今年から先ず院生がチェックし、次に助手がして最後に僕が見ることにしたので重圧は去年より減った。

白再考

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by 卓 坂牛

明日の夕方建築会館で「ねつ造された白」と題したレクチャー、シンポジウムを行う。帰りながらモダニズムの白はねつ造されたとは言えども篠原スクールもしっかり白だったよと思い返した。篠原一男「白の家」では日本の伝統にモダニズムをはめ込むメタファーとして白が使われた。坂本一成「代田の町家」では檜の縁甲板の意味を消すために、伊東豊雄「中野本町の家」ではコンクリートの表面にエフェメラルな表皮を作るために白が使われた。白は日本ではやはり素につながりもとの属性を消し去る意図を感じる。だから消し去りたくない我が家ではグレーなのかな、、、