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Jan 2020

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by 卓 坂牛

春休みに中学校のクラス会をしようということになり、連絡つかない人を皆で探していたら、アメリカで哲学の先生しているA君に連絡がついた。彼はサッカーを一緒にやっていた友。シニカルな視線と高度な思考能力で東大の哲学科に進んだところまでは知っていたがすでにアメリカが長くて帰化したという。さらに2年前に結婚したと。孤独感から解放されたけれど勉強時間が減ったと嘆いているのが彼らしくて思わず笑った。

留学生の語学力

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by 卓 坂牛

中国からの留学希望者が増えている。理科大を希望する彼ら彼女らは一般的にはかなり能力は高い。しかしきちんと教育するために、英語か日本語どちらかがきちんとできていて欲しい。日本語試験N1かトフル90点は必要条件と考えている。留学希望者からメールが来るとそのことをまず聞く。昨日メールをよこした留学希望者はこの両方をクリアしてかつ北大に半年交換留学していたとのこと。

博士

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by 卓 坂牛

先日博士論文の副査を依頼された学生からメールが来て分かった。彼女は僕の芸大の講義を他大学から聴講にきていた学生だった。しかもこれは偶然だった。僕に副査を依頼してきた主査の先生も全く知らなかった。まあ僕の考えに興味のある人なら僕のコメントは理解しやすいだろうからありがたい。

いつまで働く

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by 卓 坂牛

年始に毎年日建から新人事が送られてくる。僕らより若い世代が幹部に名を連ねている。年初に会った友人は某社のNo.2だがNo.1は50代だから自分は今年で最後だろうと言っていた。かたや某国立大学教授の友は70まで定年は延びるはずと言いそこまでの研究計画を立てている。その話しを若い研究者に言ったら老害と憤慨していた。

日本の労働力の減少を考えると定年が上がるのは理屈だが世の中、簡単にそうはならない、加えて若い世代からは期待もされていない。

アクアパッツァ

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by 卓 坂牛

年初早々に黄表紙論文の質問、コメントが届く。うーん質問の意図が分からない。困ったなあ、、、、と悩んでいるうちにお腹が空いたので買ってあった鯛をアクアパッツァにしてみる。美味そうだなあ。食べようかと思ったが配偶者がまだ仕事が終わらないということなので付き合ってもう一仕事することに。

パエリア

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by 卓 坂牛

配偶者が忙しそうなので夕飯の買い物に行った。昼、テレビに映し出されたガウディとタパスを見ていたらエンリックとビーチで食べたパエリアを思い出し無性に食べたくなった。エンリック曰くサフランで黄色いのは日本風だと。アルゼンチン産の海老350円を入れサフランも少し入れ完成。黄色くないけど美味い。

不連続面

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by 卓 坂牛

西洋建築のスタイルにはクラシック、ゴシック、モダンの3つしかないと誰かに言われた。もちろん西洋以外の世界にはそれ以外の素晴らしいスタイルがたくさんある。日本にも他のアジアにもラテンアメリカにもアフリカにも。しかし20世紀にほぼ世界中は西洋モダンスタイルに染められた。その形態上の不連続性はモダンスタイルが西洋生まれだから西洋で小さく、他の場所では大きい。しかしこうした建築環境の不連続性はモダンスタイルとのギャップ以外にも世界中の様々な場所で数多く生まれてきた。帝国が侵略をした場所では例外なく起こる。侵略した国が自国のスタイルを強要するからである。この世界の不連続面にとても興味がある。そこに時間の蓄積を感じるからである。僕が最初にそれを意識したのはアルジェのメディナがフレンチコロニアルにぶつかっているところに紛れ込んだ時である。アラブの時代から突如タイムスリップしたような感じだった。その不連続面は流れる時間の切断面でもあったわけである。

仕事始め

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by 卓 坂牛

さあ最後の図面チェック。明日納図。言葉と建築翻訳した時も正月合宿したがそれに近い、、辺見の賀状に『白い壁』春に出版しようと書いてあったが、、これは春合宿かなあ?追われるなあ、、

博士論文審査

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by 卓 坂牛

他大の博士論文の審査依頼がメールされて来た。お年玉?今年度はちょっと時間ないなぁと思ったら本審査は1年後だと言う。この大学では予備審査は1年前に行うとのこと。いろんなルールがあるもんだ。去年審査したのと同様今回のも英語である。やっぱり日本語より時間はかかる。しかし前回の定性的な論文と比べて定量的なものなので図やグラフに満ちている。そして本審査が1年先ならまあやりましょう。

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by 卓 坂牛

友人宅で鯛を拝む。大きい。