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by 卓 坂牛
ユクスキュルの環世界と言う考え方がある。生き物は生き物毎に異なる世界を持つと言う考え方で、そのそれぞれの世界を環世界と言う。しかしハイデッガーは人間は人間の環世界を超越して全ての環世界を含めたような「世界」に自らを開くことができると考える。そしてその開きをするためには「能動的」に思惟せず考えが湧きか上がるのを「待つ」ことだと言う。その姿勢を例によってハイデッガージャーゴンでは「放下」と呼ぶ。まあ焦って思ってもいないことを言ってみたり、先入観に取り憑かれいてはダメだと言うことである。何にもできなくなったこの3月にはありがたいテーマである。
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by 卓 坂牛
商店建築3月号に富士吉田に昨年竣工したFujihimuroを掲載していただきました。Fujihimuroは氷室(氷の貯蔵施設)を改装したギャラリーです。去年新建築に掲載していただいた時は地域の施設として取り上げていただきました。今回は素材(FRP)性の魅力にひ光を当てて頂きました。
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by 卓 坂牛
新建築2月号に「子どもの家」、リクシルアイ2月号に「運動と風景」、商店建築3月号に「Fujihimuro」、建築雑誌3月号に「歴史の使い方」、『建築技術』4月号に「増田+大坪展覧会評」が掲載される。やっと最後の展覧会評の赤を終えた。年明けて5本の原稿に追われていたがやっと終わりいよいよ残すところ、最後の大物『建築の設計力』の最終校と色校が来週である。チェコ出張がなくなったので心には余裕あり。
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by 卓 坂牛
3月7日のシンポジウムとその夜のチェコ行きでそこまでのスケジュールが組まれていた。3月4日入札、5日契約、6日起工式。しかるにシンポジウムもチェコ行きも延期となったので4日、5日、6日はマストではなくなった。早いに越したことはないのだがこのスケジュール組むのにしゃかりきになったことを思うと拍子抜け。そしてワークショップが無くなった一週間は??そういえばI先輩がプロポを一緒にやろうと言っていたな、早速電話してみよう。
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by 卓 坂牛
きっと多くの人もそうなのだろうが出張が、なくなり、在宅勤務し、イベントは延期あるいは中止となっている。僕もすでに来月企画していたシンポジウムを延期し、登壇予定のシンポジウムが中止、海外ワークショップは延期、この勢いでいくと卒業式もあぶない。謝恩会はすでに中止。来月末のレクチャーや卒計審査も無くなるだろう。来月はじっと家にいるのだろう。読書時間が増えてそれはそれで結構なことである。加えてお金は使わないだろうから貯金は増えるが消費は落ち込むのだろう。
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by 卓 坂牛
散歩好きのNが将来の住処を本郷に定めたのは周りに駅がたくさんあるからだそうだ。考えてみれば昨日の同期メンバーのYは赤坂、Oは矢来町、Tは田端、皆都心にじわじわと移動。僕の赤城下町も山手線内。最寄り駅はたくさんある。有楽町線、東西線、大江戸線、JR、南北線、このくらいあれば車は要らない。そして皆車は持っていない。今後ますますどこの都市もダウンサイズして車も減るだろう。皆なるべく歩けば健康年齢も上がる。
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by 卓 坂牛
日建の友人西村の湯島の家に遊びに行った。素敵な終の住処である。
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by 卓 坂牛
坂牛研で設計したコワーキングスペースanyplace.workのオーナー会社ギャップクラウドは渋谷本社への出社を禁止してテレワークに切り替えた。テレビでは電通が数千人の本社勤めの社員の出社を禁止したと伝える。おそらくかなりの会社が切り替えを実施するだろう。そうするとみなわかる。結構できるなということが。コロナが収束してもテレワークのシステムは継続するだろう。会社と言う器は半分も有れば足りることに気づき賃貸は返上され空きオフィスは増え建設需要は減るだろう。
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by 卓 坂牛
国立遺伝学研究所が企画する「流れと澱みを語る会 FY2019」でお話をする予定で資料などもお送りしていたがコロナウイルスの感染流行に伴い、中止するとの連絡をいただいた。この会は去年の10月に予定されていたが台風のため新幹線が動かなくなることを予想して延期となっていたものである。災害が重なり延期が中止となるのを見るに災害はどこから来るか分からないと実感する。
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