HOUSE F
金曜日の1時間設計、今日は坂本先生のHOUSE Fの鉄骨柱と屋根を残して、コンクリート躯体は除去。そこに新たなストラクチャーを挿入して新しい住宅とせよという課題。平田はミニサブストラクチャーを挿入したアイデアが面白い。斎藤は坂本先生があえて柱を独立的に使用している特徴をさらに過激に応用。江藤は南に抜いた空間がうまい。
Friday’s one-hour design, today we left the steel columns and roof of Sakamoto’s HOUSE F, and remove the concrete structure. The challenge was to insert a new structure into it and create a new house. Hirata’s idea of adding a mini-substructure was interesting. Saito dared to use pillars independently in Sakamoto-sensei’s work and applied it more radically. Eto’s sense of space pulled out to the south was very good.
クリティカルデザイン
『クリティカルデザインとは何か』という本を読んだ。そこには進化形としてのスペキュディブ(思索する)デザインという言葉もあった。これらはポスト最適化デザインとも呼ばれ、問題提起型デザインらしい。これを読んで、建築は普通そうだよなと思い、僕の本も建築のクリティカルデザインを標榜しているのだなと理解した。建築にも最適化設計があり、大半の建築学生はそれを学びそれを普通に建築と考えているのだろうなと認識を新たにした。
カレンとの会話
TS カレン、一つ質問。多くのスタジオの中でCOVID-19をテーマとした、あるいはその影響を考慮したスタジオトピックってありましたか?COVID-19なんてアメリカじゃ大した問題ではなく一過性のことですか?raicismの問題の方があるかに大きい?昨日の僕らのスタジオでも僕のヒアリング力ではCOVID-19を言った人はいなかったように思うけれど、誰か言っていた?
CF 先生ご連絡ありがとうございます。
確かにNarinehスタジオではCovid19以上にRacism、貧困や多様性に対するを考え方を重視していたように思います。昨日一番目に発表したモビリティの案では車を積極的に使用することでパンデミックを抑えるなどの考え方を示していたように思えます。僕のグループではフェリーターミナルをデザインする際に什器の間隔やドアの寸法を積極的に広くしたり大きくしたりしました。またほかのスタジオですと、Mohamed Sharifスタジオでは積極的にはCovid19の影響を考慮した上での設計になっていると思います。今現在発表されているほとんどのプロジェクトはCovid19以前に練られた課題ですのでCovid19を主題にした課題は現時点ではないのですが、メインではなくサブトピックとして扱っているスタジオはあります。そしてアメリカではRacismはCovidより根深く未だに解決できていないとても大きな問題であります。今までたくさんの建築家が差別問題に対して様々な回答を行ってきました。それによりRacismに対する考え方の方が今現在では共感しやすく、扱いやすいトピックになっているのではないかと思われます。
TS そうだよね。以前だよね。ところでこの次の課題にCOVID-19をテーマかすると思う?
CF はい、Covid19に関する内容を扱うスタジオを可能性として十分にあると思われます。次のニールデナーリのスタジオではパンデミックに関する内容を扱う、といった話をお聞きしました。
TSこの絵はなに?
CF先生、こちらはMohamedスタジオの学生の作品です。これもフェリーターミナルになるのですが、ストラクチャーの配置の間隔、オブジェクトの配置は6フィート、ソーシャルディスタンスの間隔で設計されています。Covidが建物のグリッドに影響を与える一つの例ですね
TS 6フィートを新しいモデュールにすると言うのは現実味があるのだろうか?ニューヨークじゃ無理だけれどLAなら可能だとか?インチ&フィートに変わる新しい西海岸の定規ができたりして。三角スケールも新しくなる
CFそうですね、可能性としては十分にありそうです!
TS 真面目に言っている?
CF はい笑
実際どこにそのモデュールは使われるのか?公共施設の廊下とか歩道空間とかエレベーターとかドアとか?エスカレーターの幅とか。ところで東京でも使えると思う?
CF 一つの可能性としては、人との接触を極力抑えるために、床や壁のタイルのパターンを設計し、そのパターンで人を誘導させることは可能だと思います。東京は特にタイルを多く使っている印象があります。こちらはShift Architecture Urbanismが設計した人の流れをコントロールするためのグリッドです
TS こう言うデザインはwith coronaとしてはわかるけれど恒久的なものにはならないのではないだろうか?どう思う。
CF 先生 永久不変かどうかに関してですが、近い未来Covid19が終息したとしても、またいづれ起こる可能性は十分にあると思います。ならばその対策は必要ですので、人の流れを制御する装飾をつける法規などが定められた場合には恒久になっていると思われます。 やはりまだまだ分からない事ばかりです。次のスタジオ課題ではより深くパンデミックに関するトピックを扱うスタジオを履修する予定ですので、またこちらから改めて先生と共有させて頂きたいと思います。
入国禁止
秋から研究生希望の応募者が4名いたが、今日N1を持っている中国の人1人に絞った。しかし現在中国からの入国は今の所不可である。
年末に国際ワークショップをすべくディエゴ招聘の書類を作ったがチリからも今は入国不可である。緊急事態宣言は解除されたが、この法務省のお達しはいつ解除されるのか?されない方がいいものか??
There were four applicants for research students from the fall, but today I have narrowed it down to one Chinese who has N1. However, entry into Japan from China is not possible at the moment.
We have made arrangements to invite Diego for an international workshop at the end of the year, but no one from Chile is allowed to enter at this time either. They have lifted the state of emergency, but when will this directive from the Ministry of Justice be lifted? Is it something that They shouldn’t do?
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