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Aug 2011

アメリカエリート学生の勉強量ははんぱじゃない

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by 卓 坂牛

事務所、病院、大学でゼミ。夜、第一工房で上越トークインのミーティング。移動の合間に佐々木紀彦『米国製エリートは本当にすごいのか』東洋経済2011を読む。著者は日本のリーダー不足はエリート教育の欠如によるものと説く。自らのスタンフォードに留学体験を通してして世に流布する通説のうそと本当を記す。その中に知識量の差を生むものとして読書量のことが書かれている。スタンフォードの学部生は少なくとも4年間で480冊のそれも骨太の本を読まされるそうである。これは誇張ではないと思う。僕の知り合いもスタンフォードに企業留学した時自由にできる時間は1年に数日しか無かったと言っていた。UCLA時代に僕はこれほど本を読まされなかったけれど、授業、図書館、スタジオ、下宿の繰り返しでしかなかった。一生のうちで一番勉強している(させられている)と痛感した(受験勉強より勉強していると感じていた)。だからこそ帰国後4か月で修士論文を書くのに何の抵抗も苦も無かった。米国製エリートが凄いかどうかは置いておくとして(まだ読み始めなので)彼らが日本の優秀な学生の数倍勉強しているのは確実である。日本では勉強しなくても要領で卒業できるがアメリカでは本当に勉強しないと卒業できない。

仕分け作業

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by 卓 坂牛

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妻有オーストラリアハウスコンペの敷地見学会が豪雨で中止となった。十日町の皆さまお気の毒です。
というわけで実家の整理に向かう。やってもやっても終わらぬ。今日は兄夫婦、我々夫婦4人で遺品仕分け。もう捨てるものは捨てた。ごみ処理費の見積もりが17万。だから残るは
① 4人の誰かがもらう
② 古美術商に売る
③ 新しい家に持っていく
のどれかしかない。
1、津軽塗の漆器新品 30箱(盆、はし、下駄 等)気に言ったデザインはもらい残りは 古美術商に売る
2、新品タオル50本 4人で適当に分ける
3、宝石本物 80個 4人順番に欲しいものをとっていく
4、アクセサリ 100個近く 気に言ったものはもらい残りは古美術商に売る
5、鞄 10個くらい 奥さんどおしで分ける
6、着物 羽織 襦袢など数十枚 奥さん通しで分ける
7、洋装 もう数え切れない うちのかみさんはサイズがあわず殆どを兄嫁へ
8、オフクロの絵画、写真その他 半分捨ててまともなものは新しい家へ持っていく
両家段ボール6箱に仕分けたものを詰め込んで宅急便で送る。
帰りがけテーブルの上にごちゃっとあった母のメガネの中に使えそうな老眼鏡発見。母は鷲鼻だったせいか鼻あての部分がとても小さく僕がかけると落ちてくる。でも老眼鏡だからちょうどいい。度数もどういうわけかぴったりである。