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Apr 2016

Next task

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by 卓 坂牛

13087236_999144650177232_447590146392406278_o.jpgI have finished what I was tasked with at UPC. It is a great load off my mind.
Then after the dinner last night Enric suggested me that we have an international conference about architectural theory and design paying homage to Architect Kazuo Shinohara, for his high professional work instituting the Chair Kazuo Shinohara. This discussion may start with what Kazuo Shinohara still propose in the present. Then I think this could make us to think more profoundly and find out the new value of architecture for the future.
Proposers are Enric from Barcelona, Ernst from Vienna, me, and some from Tokyo Tech, some from shanghai, those are the core members and some believers like Christian Kerez from Swizland and others from all over the world.
I think I would like to held the meeting which has the same quality as the one in south east university in Nanjing annually. I hope we will continuously held that international meeting to make another movement for all over the world.

公開審査終わる

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by 卓 坂牛

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エンリックのドクター論文審査会の日である。10時半にUPCに向かい、11時から5人の審査委員だけがアドミニストレーションの部屋に通され事務員に評価方法の説明を受け審査用紙を受け取る。審査員は全部で5人座長が僕でUPC 教授のXAVIER VANCELLS GUERIN他3名。ルールではUPCの教授が1人以上2名以下いなければいけない。そして審査会会場に場所を移しまるで裁判をするかのように壇上に一人対5人で座り、エンリックのプレゼンが始まる。約1時間素晴らしプレゼンだった。それに対して5人の審査員から15分くらいずつの感想と質問が示されそれに対してそれぞれ答えて2時ころ大体のダイアローグが終わり聴衆とエンリックは退出し5人の審査員で審議が行われた。もちろんパスなのだが、4段階のグレードがつけられ5人満場一致で最高点のexcellentがあたえられた。さらにその上の評価がプラスされ(これはまだシークレットなのだが)たところで聴衆とエンリックを部屋に戻し、私から合否の報告とグレードと最終講評を述べて終わった。それなりに僕としては準備と話す事でエネルギーを使った仕事だけれど、とてもいい経験だったし、何よりも私たちの恩師の内容が国外でドクター論文として合格した事にちょっと痺れた。
昼食後エンリックのオフィスで私のディスコンティニュィティについてのレクチャーをした。来てくれたのは先ほどのジュリーメンバーの建築家たちである。皆興味深そうに聞いてくれたし、多くの質問をもらい大きなレクチャーでは味わえないインティミットな会話ができてよかった。

2つのサイン

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by 卓 坂牛

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昼ジョセップ・フェルナンドの事務所を訪れ最近の仕事を見せてもらう。アルゼンチンの大学のコンペのファイナリストに残っており明日ブエノスアイレスに行くためのパワポや夏に作る仮設の木造のインスタレーションを見せてもらう。とても興味深い。茜の家のフォトブックを差し上げる。彼は日本に来た時に五十嵐淳の建物を見たそうだがそれと似たものがあると言っていた。五十嵐さんも篠原が好きだから何処か似るのかもしれない。フォトブックの代わりに彼の作品が載っている本にサインをもらう。
夕方エンリックの事務所に行き明日の彼のプレゼンのためのアドバイスやら質問やらをする。やはり少し話して聞いてみると彼の言いたいことがよくわかってきた。やはりなかなか深い考察が張り巡らされていて面白い。最後の完成版のコピーにサインをもらう。

テュロファミリー

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by 卓 坂牛

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昨晩はフェルナンド父のオフィスを訪ねその後イタリアンのヌーベルクイジーンパーティーにご一緒した。今朝はその二人の息子ソルとフェルナンドと朝食。本当に仲の良いこの家族に僕が最初にあったのは今から3年前の1月。セルバンテスインスティチュートで僕が企画した展覧会のオープ二ングの時だった。セルバンテスの館長アントニオが3人を僕に紹介してくれた。兄貴は文系で親父さんのゼネコンを手伝っていて、弟のフェルナンドは建築を学んでいてそのうち日本で働きたいと言っていた。
それがその後実際に日本に来る段になり彼を日建においてもらった。そうしたらその後バルサのコンペがあり、フェルナンド父の活躍もあり、ことここに及んだというわけである。
まったく人生わからんものだけれどsuch is lifeと今日朝飯を食いながら3人で人生の偶然に驚いたわけである。

バルサスタジアム

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by 卓 坂牛

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夕方ひょんなことから日建設計の村尾くんとお会いする。バルサスタジアム改修コンペの担当役員である。これから5年間かけてこの建物の周囲に水平スラブをぐるりと回す。成田を出る時その天井を見ながら「日建は水平無柱空間の様式を忘れてはいけない」とブログに書いたが、見事にここでそれをやっているではないか。結構なことである。
2日いるだけでこのコンペについて様々な意見をお聞きする。アップサイドもあればダウンサイドもある。建築なんてみなそうだ。と言ってしまえば元も子もないがまあ±0だろうか。できてなんぼである。がんばってほしい。

10のパブリックハウジング

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by 卓 坂牛

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UPC(カタルーニャ工科大学)建築学科の建物はラッショナルだが無機質ではない。様々な発見を導く工夫が見られる。この階段の作り方も実にうまい。地下へ吸い込まれるようである。
そこで10のpublic housingというタイトルの展覧会が行なわれている。エンリックの作品も展示されている。そこで10の建築家によるレクチャーとラウンドテーブルが行なわれる。そこに招かれ学部長、副学部長、などなどのプロフェッサーに紹介していただいた。パブリックハウジングとは公が作るハウジングだが、収入によって家賃補助が出る。バルセロナ市内で50平米でも学生なら300ユーロで借りられる。東京ではどうだろう?若い人が本当にクリエイティブに働ける町は住環境からだと思う。ヨーロッパのパブリックハウジングを真似るなら今ある団地や、その他の(学校など)をコンヴァージョンすることだと思う。

Cancellation of my lecture

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by 卓 坂牛

The lecture of mine that is supposed to be held on this Thursday on UPC has been canceled for admistrational reasons. I feel sometimes the office workers in University all over the world including Japan are so cold and not very much helpful. Though it is a pity, I`ll do it in my friend`s architectural office tomorrow. I would like to discuss my recent works and thinking under the global intelligence.
By the way this is the third time when my lecture was canceled. The first one happened 4years ago in Shanghai. Canceling all the events including lecture related with or done by Japanese were directed by Chinese government for political reason, but the professor of Tonjing univ. was so kind to offer me an opportunity to give a kind of private lecture on campus.
The second one happened at Santiago Chile last year, at that time I could not be there because of the strike of the airport staffs. It could not be helped.
So it means that this cancellation of my lecture has been the first one during these past ten years.

シンプルで多様

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by 卓 坂牛

87c308abb4514b8615c40a47a4985b70_content.jpg見た瞬間好きになりました。ポイントはごちゃごちゃ色がないのとロゴ。よーくみると左の丸は左右対称じゃないですね。
配偶者とテレビを見ていてこれが出てきた瞬間に異口同音に「これ好き」と口をついたのです。瞬間的に好きになった理由を分析すると、おそらく上の二つの理由以外に
①僕の(多分多くの人の)様々な記憶を喚起するメタファーがこの幾何学の中に多く隠されている。
②にもかかわらずシンプルだからだと思うのです。
シンプルで多様(というcontradiction)を内包したものが今求められているのです。

南の花

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by 卓 坂牛

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昨夏はバルセロナ旧市街のそばに泊まっていたので朝街をあるいても植物があまりなかった。今回はエンリックの事務所の近くで街のやや北、チュロ公園のすぐ隣り。春だからだろうかカラフルな花が、南国の渇いた場所特有の厚ぼったい茎で保護されたごつい花が迎えてくれる。

地球の裏からおめでとう

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by 卓 坂牛

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ロベルトから誕生日おめでとうメールをもらった。先週の土曜日にボカvsリバプレートを見に行ってきたという写真付き。何時も卓を忘れないというコメントがな泣ける。一緒に見たい!!