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by 卓 坂牛
学部3年生の時に香山先生に小学校の課題を教えていただいた。その後本を書くごとに送らせていただくと素敵な字と言葉を書いてくださる。今度田路さん市原さんたちと建築論の本を作るのに少しアドバイスをいただきたくお話しを聞きに伺い先生の設計されたリノベーションレストランで食事。いい話しを沢山聞いた。建築はボキャブラリーとコンポジションだとおっしゃる。そうなんだけどもはや誰もそれを教えない。
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by 卓 坂牛
『君たちはどう生きるか』の原作者吉野源三郎が1989年に著した『職業としての編集者』を読むと彼が岩波新書を創刊し雑誌世界の初代編集長であったと知る。戦前戦後を通じて編集者として日本の革新的思想を維持してきたこの先輩に深く敬意を表したい。そしてこの真摯な生き様をこの歳になって改めて自分の目標としたい。
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by 卓 坂牛
渋谷に一昨年(2016)できたキューピー本社ビル(三菱地所設計)はダブルスキンで柱をスキンの間に入れているので室内に柱がない。地上から解りづらいが地所設計のHPの写真を見るとかなりの透明感である(右端写真)。昨今のオフィスビルの典型である。一方そのそばに青木淳が2008年に設計したSIA青山ビルがあるこれは天空率で設計しただろう細長いビルで窓はぽつ窓。ダブルスキンとは透明感では対極を行くがこれもオフィスビルの典型。しかしサイズが数種類ある。この窓を数えていくと20階建てくらいに見えるが一層に窓が2列ずつ入っているので実は9階建て。そして驚くべきはその階高。キュピーがあるいは一般のオフィルビルが4500くらいの階高を持つのに対してSIAビルは6400。なんと天井高は4900。驚異的。絶句。
地所設計HPより転載 https://www.mj-sekkei.com/project/619
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by 卓 坂牛
3/14にチリ🇨🇱のOn Architectureのディエゴが内の家を撮影に来てインタビューを受ける。3/17あたりにデンマーク🇩🇰オーフス大のピーターが学生30人くらいで来校。3/22あたりにパラグアイ🇵🇾のアスンシオン大学のホラシオも学生40人連れて来校する。3月末に僕はペルー🇵🇪のカトリカ大学に卒制集中指導に行くので理科大生を連れて行きたいがせいぜい数名か?うーむ。世界の学生は国際化意識が高いのかリッチなのか?一昨年もウルグアイ🇺🇾のペドロか学生40人くらい連れてやって来たし、、
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by 卓 坂牛
櫻田潤『図で考える。シンプルになる。』ダイヤモンド社2017を来年度坂牛研キックオフミーティングで紹介しよう。輪読レジメはこの本を使って図で示すように指導するつもり。七面倒臭いことは何1つない。より簡単にものごとを理解していく訓練である。坂牛研の人は皆読んでおいてください。
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by 卓 坂牛
大学でゼミして、設計打ち合わせして、修士設計の様子を見に行く。模型材料が多様化している。去年まではコンクリートが普通に使われていたが、今年は木、鉄と種類が増えている。あと2週間くらいで発表会。最後の追い込みに拍車がかかる。
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by 卓 坂牛
伊東豊雄さん、坂本一成さんが多木浩二の『生きられた家』に強く刺激され新たなステップを踏み出したのが1984年である。坂本さんはプロジェクトKO、伊東さんはシルバーハットを作られた。住宅から家へ、空間から場所へ志向を変化させた。空から降ってきた布が場所を覆うというような考え方を同時に行っていた。その頃伊東さんが作ったオフィスビルが神田Mビル(1987)である。屋根が三角形で構成する多面体でできており、それが立面にも落ちてきているように見える。時代のデザインを感じる。
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by 卓 坂牛
『建築の条件』最後の授業。学生にどの章が一番面白かったかと聞いてみた。今日の出席者約30人くらいに一人2回手をあげてもらった。でも一回しかあげないものもいたので全57票。どう振り分けられたか興味津々。平均は57/9=6.3さて。では人気順に並べてみる
1位 主体性、消費性 11票
3位 視覚性 9票
4位 倫理性、階級制 7票
6位 グローバリゼション 5票
7位 男女生、アート性 3票
9位 ソーシャル 1票
これには驚いた何が驚くって、授業でも製図でもきっと各先生が口を酸っぱく言っているだろうソーシャル問題がたった一票で逆に主体性、消費性、視覚性というような哲学、社会学的問題がこんなに高いのである。こういう知識に飢えているのかな?いいことだ。
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by 卓 坂牛
大学主催の留学生パーティーに顔を出す。国際化を標榜するが今ひとつ実績のない理科大の留学生ってどんだけいるの?と思って行ったらまあまあいるのでホッとした。こんな時期だから忙しくて来られない学生も多いからクリスマスにでもやればいいのだが、この時期にならないと予算執行状況が見えないのかな?料理は各国のもの(まね)。四川麻婆豆腐があったか、運悪く僕の研究室の熊は四川出身。これは違う料理だそうだ。
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by 卓 坂牛
ビラシリーズはオリンピック年1964年に始まり10年後の1974年に最後のビラモデルナができる雁行とトップライトの連続の外観は都市部では効果的手法だがその後あまり見られない。
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