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Apr 2018

美安温閣

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by 卓 坂牛

既存の神社を建物新築の時に屋上に移設したり、敷地の片隅に置いたりする例はよくあるが新築した建物の玄関に置くという例は少ない。昔から赤坂辺りにそんな建物があるなという記憶があったが調べると北川原温の設計で美安温閣(1986)という名が付いている。小さいけれど赤坂のランドマーク的な建物。

ルイス・ロドリゲスのスタジオ

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by 卓 坂牛

ペルーカトリカ大のルイス•ロドリゲスの卒業設計スタジオは社会学的考察を多く含む実験的なもの。僕も2年に亘り参加しおおいに刺激してもらった。私が帰国した次の週からそのスタジオの成果が展覧会となりブックももうすぐできる。キャンパスの外にこんな展示施設を持っているのが羨ましい。

 

 

接吻

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by 卓 坂牛

昨日横浜でテートにあるロダンの接吻始めて見た。当時このテーマはかなりスキャンダラスだったという。すごい筋肉。

豊島エコミューゼタウン

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by 卓 坂牛

先日隈さんが勝ったカナダの集住コンペの原型はここにありそうだ。一つのテーマがが確実に次から次へと展開していく様は驚き。豊島エコミューゼタウン(日本設計+隈研吾、2015)はかなりの高額にもかかわらずあっと言う間に完売したらしい。地下鉄、サンシャインなどと地下で直結して低層部に商業、豊島区役所が入る高層マンション。図書館も入っているといいなあと思っていたら地下で中央図書館にも繋がっている。

みなとみらい

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by 卓 坂牛

59になり皆様からお祝いのメッセージ山のようにいただき、一人一人にご返事書いていて途中で挫折しました。というわけで皆様ありがとうございます。Thank you so much , Muchas gracias.

今日は30年前に基本計画までやった港みらいの展示場、ホール、ホテルのあたりにやって来て配偶者と食事。建築は基本計画の頃が一番カッコよく後は坂道を転がり落ちるようにダサくなる。それをどう食い止めるかが腕の見せ所なのだが、、、、その部分は訳あって他のチームがやることとなった。ちょっと残念なプロジェクト。3つの中では展示場が僕は好き。

KENZO

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by 卓 坂牛

親しい人が膵炎にかかりそれまで経験したことのない腹痛にのたうちまわっわり1週間入院した挙句酒を絶った。「坂牛さんも気をつけて」と言われたた矢先、この本を読み高田賢三も2年前膵炎でパリの病院に救急車で担ぎ込まれ1カ月間点滴のみの生活だったと知った。それを知って少々我が身を反省する気になったかと言うとさにあらず。彼らの生活は僕の20倍はめちゃくちゃな暴飲暴食のようにこの本からはうかがえるから。

今の人は知らないみたいだが、80年代ヨーロッパを旅行していてKENZOを知らないヨーロッパ人はいなかったほど有名だった。そんな彼のこの自伝。何故彼が、日本最初の世界的トップデザイナーになれたのかがわかるエキサイティングな一冊。

とらや

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by 卓 坂牛

内藤廣設計鹿島建設施工のとらや本店の仮囲いがはずれ雨空の下洗われた緑の中に外装が現れた。とらやにしてはつるっとしているが、きっと中がしっとりしているんだろうな。

 

SUSTAINABILITY BEYOND

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by 卓 坂牛

トム・ヘネガンご推奨のマルグレイブの建築論史最新版が届いたので目を通してみる。トム曰く建築論は昔は普通の人や普通の社会のために実態に即した、実態を改善するための理論だったけれどある時それが、理論のための理論となり、そして今ではコンピューターで形を作る理論へと変遷してきたという(ライノをどう使うかなんてどうにもつまらんと彼は言う)。マルグレイブの理論史もおよそ同じような筋道で最終12章はそれを超えてSUSTAINABILITY BEYONDである。我々が去年行った国際会議のタイトルBEYOND SUSTAINABILITYと期せずして同じ。

深川不動

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by 卓 坂牛

門前仲町にある深川不動は成田山新勝寺の東京別院なのだそうだ。その新本堂が玉置順の設計で2010年竣工それに接続するように片持ちの巨大屋根を持った翼殿が去年(2017)完成。天候にかかわらず祈願の受付ができるようにということだそうだ。大きな庇は上部で斜めに引っ張っているようだ。本堂翼堂ともに梵字をあしらった外装がである。

Thanks

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by 卓 坂牛

Thank all the members of Sakaushi Lab. for happy delicious strawberry cake!!