話題の人の近著『日本再興戦略』幻冬舎2018を読んでみた。言っていることはその通りだと思うがあまり惹かれない。お父さんの方が迫力ある。
長野と青森以外の地方都市で最も訪問数の多いところは金沢である。理由は建築学会の北陵支部が金沢にあり信大時代学会の役員をしていたからなんかやかんや来なければならなかった。その当時直江津乗り換えで長野から4時間はかかった。今は東京から3時間。隔世の感がある。新幹線は様々な正の効果と共に既存都市の浮沈を招く。新幹線駅かできなかった小諸の町作りをしていたころそのことを実感した。今小諸は?心をよぎる
良くも悪しくも金沢名物アルミトラス屋根。
昨日午前中バウハウスシンポジウムのKyoka のインスタレーションの打ち合わせして2時ころ帰宅した。シャワー浴びて一休みしてから原稿書き始めた。配偶者は仕事で週末いないのでリビングの大きなテーブルでカーテン締め切って書いていたら気がつくと夜10時だった。買っておいたカツオのたたきに山のようにミョウガをのせて冷たい白ワインを飲んだ。
今日は金沢。3時間あるのでしっかり原稿第二ラウンド。原稿書いていると気持ちが落ち着く。
20年くらい前に麹町会館の建て替えコンペをチーフとしてやっていた。何番町か忘れたが麹町の瀟洒な街並みに完全な壁面緑化を提案し御前会議にかけた(林さんに見せに行った)。といっても当時「壁面緑化」というコトバも技術もないので蔦の絡まるファサードだった。そうしたら「汚らしい」「お掃除が大変」と一蹴された最終プレゼンの完成していたばースから蔦が消された。林さんにコテンパにされ葬った案はいろいろあった。こうやって今日壁面緑化されている日建の建物を見るたびにあのコトを思い出す(豊洲シビックセンター、日建設計、2015)
講評会終わって食事。非常勤の先生方と事務所を辞めた時の修羅場話にお互い驚く。T事務所もB事務所もかなりすごい。僕もイクスピアリが始まった時に「これが終わったら辞めたい」とかなり譲歩して言ったつもりだったが「その話は聞かなかった事にする」と言われた。円満退社なんてないんだな。
虎尾さんと金田さんによる接合部の課題。あー面白かった。皆ご苦労様。
You must be logged in to post a comment.