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Aug 2018

後期輪読本

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by 卓 坂牛

後期の輪読本を決めた。過去3年間で読んでいないもの。でも最近のものも入れるために自分のブックリストを更新してその本も見据え。建築本12冊、建築外本12冊をえらんだ。学生はこの中から8冊えらんで読むことになっている。

建築 著者 書名 出版社 出版年 値段
1 マリオ・カルポ アルファベットそしてアルゴリズム 鹿島出版会 2014 2592
2 斎藤純一 公共性 岩波書店 2000 1630
3 鳴海 邦碩 都市の自由空間 岩波新書 1982 1541
4 篠原一男 住宅論 SD選書 1970 2160
5 藤森照信 日本の近代建築(上) 岩波新書 1993 950
6 藤森照信 日本の近代建築(下) 岩波新書 1993 929
7 三浦展 郊外はこれからどうなる 岩波新書 2011 1
8 藤森照信 藤森照信の茶室学 六耀社 2012 3000
9 イフー・トゥアン 個人空間の誕生 ちくま学芸文庫 2018 1404
10 レム・コールハース 錯乱のニューヨーク ちくま学芸文庫 1999 1620
11 クロード・パラン 斜めに伸びる建築 青土社 1944 2008
12 堀部安嗣 建築を気持ちから考える TOTO出版 2017
建築外 著者 書名 出版社 出版年 値段
1 椹木野衣 感性は感動しない
2 岡田 暁生 音楽の聴き方 中公新書 2005 842
3 ジョアン・エントウィスル ファッションと身体 日本経済評論社 2005 2692
4 千葉雅也 他 ファッションは語り始めた フィルムアート社 2011 2376
5 東浩紀 一般意志2.0 講談社文庫 2015 745
6 國分功一郎 暇と退屈の倫理学 増補新版 太田出版 2015 1296
7 内田樹 他 脱グローバル論 講談社 2013 1512
8 ロラン・バルト 表徴の帝国 ちくま学芸文庫 1996 1081
9 小林剛 アメリカンリアリズムの系譜 関西大学出版部 2014 2808
10 北田 暁大 広告の誕生 岩波現代文庫 2008 994
11 木田元 半哲学入門 新潮文庫 2010 562
12 東浩紀 動物化するポストモダニズム 講談社現代新書 2001 799

女性進出

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by 卓 坂牛

女性も車の運転をできるようになったのがついこの間だったサウジアラビア。かくの如くアラブの国では女性の社会進出が遅れていると思っていたのだが、昨日ドバイから帰った永山さんからUAEはそうでもないと聞いた。調べてみると最近組閣された閣僚人事では30ある大臣の椅子のうち5つが女性。しかもその一人はは22歳でYOUTHministerのShamma Al Mazrui大臣である。ぜひ日本に招き講演をお願いしたい。

吉田五十八の寺

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by 卓 坂牛

吉田五十八は太田胃散の創業者太田信義58歳の時の息子。芸大卒業後独立。欧米を旅し欧米の建築は欧米の文化が血肉化した彼らにしか作れない。自分に作れるのは日本の伝統と見極め数奇屋の近代化に取り組む。そんな吉田の最晩年の建物がこの滿願寺(1970)そのころ寺の仕事が相次ぐ。1968年に成田山新勝寺本堂、中宮寺本堂。またその後万博の松下館、1972年に外務省飯倉公館が続く。どれも大きな軸組みとそれを埋める白い壁の構成で優美な屋根か陸屋根が載っている。

JIAマガジン354JIA

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by 卓 坂牛

JIAマガジン9月号発刊。今月号表紙は大谷弘明さんの積層の家が生まれた時。巻頭は小渕祐介先生のお話。アルカジア東京大会、JIA大会のプログラム。

 

永山さん

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by 卓 坂牛

新宿ミラノ座跡地にホテル、エンタメ、コマーシャルの入ったコンプレックスタワーが2022年にできる。高さ200メートル超。その外装デザイン監修する永山さんに話しを聞きに行った。ドバイの国際博覧会の日本館の設計者にも最近選ばれ話しは尽きない。この話はJIAマガジン11月号に。

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/250313/84808/88723052

 

みずほ銀行内幸町本部ビル

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by 卓 坂牛

副頭取の親友に「見せてね」と言って「いいよ」と言われたのが数年前。先日ぶらぶらしていたら大手町に大きな空地があると思ったら村野藤吾の名作興銀本店はすでに取り壊されていた。だからこっちが本部ビルと呼ばれることになったのか?芦原義信が1981年に設計した第一勧業銀行本店ビル。現在はみずほ銀行内幸町本部ビル。営業部をタワーから外して作っているので広くてゆったりとした自然光の入る無柱空間ができている。金融機関の路面店は必ず道路に接して作るものだと金融機関管財の方に教わったことがあるがそのように作られている。

視点提示型論文

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by 卓 坂牛

先日副査を務めた博士論文が届いた。審査中も思ったがエンジニアリング系(防災系)の論文でも仮説検証型ではなく視点提示型の論文があるもので是非そうした論文の可能性を追求して欲しいと思う次第。この論文の主旨は地震後の高層住宅に積み続けるための構造ではなく火災安全性からの評価方法の提案である。昨今設計系のアカデミズムではこの手の提案系の論文の可能性が世界的にも模索されているがデザインという狭い視野をこえて客観性をもった提案型論文の可能性をこれからは広く検討していいと思う。

流れと淀み

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by 卓 坂牛

NHKのワールドニュースがアメリカのオフィス事情を紹介していた。それによると90年代は個室全盛だった。昨今はオープンフロアーになり風通しを良くしたらうるさくて仕事効率が落ちてきた。そこで最近のコワークプレース We Workでは電話ブースを入れて静と動を共存させているという。富士吉田もそうで景色を楽しめる窓際と個室的な場所がある。流れと淀みの共存である。

GRAZ

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by 卓 坂牛

中村拓志の商業空間はいつでも工夫に満ちている。GRATZ(2012)は1階を輸入自動車のショールーム、2階をオーナーの住宅とした建物でアーチの応力図をそのまま並べたような断面形。平面は蜂の巣のごとく6角形を変形しながら並べている。その構造体は砂をつかって石と土の中間的な表現として車の硬さを和らげている。

がすてなーに

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by 卓 坂牛

ガスの科学館がすてなーに(日建設計、2006)。せっかくなら外から屋根に登っていけると楽しいのだがそうはなっていない。手すりがついているから中から屋上にでれるのかな?