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Oct 2018

現場定例

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by 卓 坂牛

入り口回りが少し見えて来た。2600の建具枠がついた。大きくて気持ちいい、ここに框戸入れるから中は丸見え。

富沢小径

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by 卓 坂牛

事務所(1-2階)、賃貸住戸(3-4階)、オーナー住戸(5-6階)からなる共同住宅がある。地名をとって富沢小径という名で去年(2017)完成。設計は赤坂のホテルリズベリオを設計した三浦慎。ファサードを階段にするというのはありそうであまり見たことない。裏側に開口がとれるとこうできる。

理科大

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by 卓 坂牛

AERAで都内私立大学15校を12項目で比較している。その中て理科大が最下位の項目が3つあった。女性教員比率10%,女性学生比率24%,外国人教員比率2.7%である。中にいると気がつかないものだ。

WE+のカーテン

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by 卓 坂牛

前にもブログで書いたWE+という二人組のデザイナーユニットのこの風になびくカーテンが大好きになった。なので風のある朝日が注ぐ朝の様子が素敵で再掲載である。先週会って話す機会があった。彼らは自らをコンテンポラリーデザイナーと呼びアーティストではないと言っていた。その差は機能があるかないかだそうだが、するとこのカーテンの機能は何?カーテン?

Chromatic Still Life

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by 卓 坂牛


スペイン大使館でベレン•モネオのレクチャーを聞いてカクテルで話をしようと思ったら時間がおしていてシンポジウム終わる前に大学へ行かざるを得ず中座。ベレンがキュレーションしているChromatic Still Lifeは絵の展覧会ではなく家具の展覧会だった。スロープロダクトという言葉が使われていた。シンポジウムでベレンをはじめスペインのデザイナーが日本で興味深いところは伝統とモダンの融合だと聞き今の時代を感じた。

等々力のシェアオフィス

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by 卓 坂牛

コワーキングスペースを設計し、来年もコワーク、サテライトを地方で設計する予定でもある。新しい働きの場を模索しているのでそういう場所への興味は尽きない。等々力に小さなシェアオフィスがあるというので見に行った。設計事務所と施工会社がシェアしているという。街に開いてというコンセプトだが開きすぎると暑そうだ。設計はMicoで2018完成。

リレーショナルアーキテクチャ

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by 卓 坂牛

1998年にクロード•ニコラ•ブリオーが『関係性の美学』を著しリレーショナルアートが理論化され、『建築の条件』でも関係性の美学が建築をソーシャルに向かわせるきっかけの一つと書いていた。すると2015年に五十嵐太郎が「リレーショナルアーキテクチャ」というシンポジウム草稿を書いていた(『モダニズム崩壊後の建築』青土社2018所収)そこでは2014年に、金沢21で行われたフレデリック・ミゲル監修の「ジャパン・アーキテクツ」展と五十嵐が山崎亮と監修した「3.11以降の建築」のキュレーションの違いに言及し、ミゲルは建築のオブジェクト性を評価し、五十嵐は建築の関係性を評価したのである。言い換えるとミゲルは日本建築の自律的側面から五十嵐らは他律的側面から日本建築を見ていると言える。しかし僕にはどんな建築も両方の側面があると思っている。だからこの展覧会は相補的だったとも言えるがどちらか片方だったら片手落ちだったとも言える。

建築界

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by 卓 坂牛

先日編集者のKさんが「誰も巨匠と言われる建築家にインタビューしたり、原稿依頼したりしないのはもったいない」と憤慨し目先のことしか考えない(売れ筋しかとりあげない)ジャーナリストをはじめとした日本建築界の風潮を嘆いていた。
そこに行くと配偶者のいる書の世界は実力は確実に累積していき(と言われ)それに比例して敬われるのだそうだ。
ちょっと、どちらもいいとは思いづらい。良いものを良いと言える人が少ないのだろう。よく言われることだが批評家がいないのだと思う。

鍵破壊

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by 卓 坂牛

月曜日の朝に鍵がちぎれた。3回めの不吉な経験。その昔学生時代クルマに乗っていた頃、鍵をかけようとしたら力が入りすぎてちぎれた。2回めはアルゼンチンのアーパートの鍵をこれも力を入れて開けようとしたらそのままちぎれた。これらはどちらも鍵の片割れは鍵穴に残って大変なことになった。そして今回はやはり力を入れて抜いたら先っぽに力かかり抜いてからちぎれた。

山種美術館

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by 卓 坂牛

安宅産業コレクションを山種美術財団が譲渡されそれに加え山種証券(当時)と同社の創業者である山崎種二が蒐集した数百点の美術コレクション常設展示館として兜町に1966年開館し、その後1998年千代田区三番町へ仮移転し、2009年現在地渋谷区広尾に移転。設計は日本設計。美術館は一階と地下。上部はオフィスビルである。