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Nov 2018

any place

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by 卓 坂牛

夏にできたコワーキングスペースをウェッブサイトにアップしました。富士山の見える新しい働く場所です。ここの天上も銀の稽古場で開発したアルミホイル仕上げで学生たちのセルフビルドです。
http://sakaushi.ofda.jp/works/

自動運転「戦場」ルポ

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by 卓 坂牛

冷泉彰彦『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢 −−−クルマの近未来』朝日新書2018を読むと日本の自動運転についての情報はとても限られているようで、実はどこの会社も必死の開発を続けているのだそうだ。しかし現状はまだ世界中どこのメーカーも完全自動運転を実現化できてはいない。自動運転なんてやめればいいのにと思う一方、過疎地域の老人福祉などを考えるとなくてはなるまいという気にもなる。おそらく完全自動化されるまでの過渡期が一番難しいのだろうと、、、思うものものどうしたらいいのかは専門家にお任せである。

Tokyo: City of Stories,

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by 卓 坂牛

すジン・タイラもエンリックも日本で勉強した数十年前には東京のことを英語で説明している資料がとにかくなかったという。その中で留学生向け定番教科書だったのがPaul Waley ,Tokyo: City of Stories, London Boston,1991 だそうで早速買って飛ばし読んでみると面白い。江戸のがどのように明治の東京へ変貌したかがわかりやすく読みやすく書かれている。赤坂は一ツ木通りを中心に飲み屋ができて、神楽坂は江戸時代もアンダーグラウンドの歓楽街だったが明治に入って廃れしかし日清戦争の好景気で一気に新橋、浜町に匹敵する山手の歓楽街となったなどと記されている。ここに描かれている町は千代田、中央、台東、江東、文教、港、新宿の7区である。

山上会館

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by 卓 坂牛

三四郎池の傍に大きなタイルの貼られた低層の建物がひっそり建っている。前川国男設計の山上会館(1986)。創立100周年記念事業として建てられた会議室、ホールなどが入った建物である。

東大病院

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by 卓 坂牛

芸大からの帰りふと自分の生まれた東大病院を生きている間に一度見ておこうと思った。医学部の入り口には岸田日出刀が1924年に設計した旧夜間診療所がある。さて半世紀以上前の産婦人科はどの辺りにあったのだろうか?親父は生まれるのを待つ間三四郎池を散歩していたと言う。その三四郎池も初めて見た。オフクロ退院の時にはなけなしの金をはたいてハイヤーで迎えに行ったそうで自分も母子を日赤にハイヤーで迎えに行った。三四郎池の向こうに親父がマルクスを学んだ経済学部が見えた。高層校舎に建て替わっていた(香山壽夫1984)。   

東京芸術大学国際芸術リソースセンター

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by 卓 坂牛

東京芸術大学の美校キャンパスの駅寄りの角に何やら岩の塊のような建物があることに気づいた。それは昨年(2017)できた国際芸術リソースセンターという建物で附属図書館やミニコンサートやワークショップなどができる塊だと知る。設計は日建設計というのは意外だが芸大OBの中本太郎さんが担当と聞きなるほどと頷く。

カニングハム邸

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by 卓 坂牛

日本のクラシック音楽の普及に貢献したカニングハム女史の自邸はレイモンドの設計で1945年に出来今も健在。そこで行われた和田菜穂子さんによる大部のアアルト本の出版祝いに駆けつけた。外からは見たことはあるが、中に入るのは初めて。レイモンド流の構造が骨太で印象的。

 

OBOG交流会

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by 卓 坂牛

OBOG交流会でY設計のKさんが示したグラフが女性の働く環境の変化を如実に示していた。今から14年前女性技術職は10%その内子育てをしている人は0。今では25%が女性でその内40%が子育てをしている。良いお話ありがとうございました。

 

三軒茶屋カフェ

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by 卓 坂牛

ブルーボトルの三軒茶屋カフェ(長坂常2017)で朝コーヒー。リノベした診療所の匂いが残っている。リノベはこうありたい。はつったコンクリートからは鉄筋が見えている。裏庭では猫が散歩。

前も思ったけれどブルーボトルのコーヒーはちょっとぬるい。

バランス

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by 卓 坂牛

エンリックと話していて一つの結論に至る。ちっぽけなコンセプトに誇大妄想な形が付与された建築(学生に多い)、ちっぽけな形を誇大妄想なコンセプトで説明する建築(プロに多い)はどちらもよろしくない。コンセプトと形は天秤の両側であり、おそらく篠原の建築と言説はその絶妙な均衡をラディカルに保っている。それが崩れた建築は見苦しい。でも世の中にはかなり沢山ある。そしてバランスはとれているが双方ちっぽけな建築は最も多いそして悲しい。