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by 卓 坂牛
・今年は一年かけて博士の学生と週二のゼミで考え続けた。考えることの楽しさを改めて楽感じた。
・学会では小委員会の仲間と建築論・意匠論のアンケート、研究会と最初の一歩を踏み出した。
・春、夏と学生を連れて三つの国に行った。 ペルーでは卒業制作のデベロップ、 グアテマラでは流れと淀みという最近のテーマを考え、 台湾では小さなパビリオンを作るワークショップを行った。
・8月からJIAマガジンの編集長を行っている。気がつくと締め切りが迫るこの編集稼業は建築とは違うスピード感でけっこう楽しい。
・秋にスペインからエンリック•マッシプ= ボッシュを招き篠原一男の地の家の増築という難しいテーマを12月にはペルーからルイス• ロドリゲスを招き東京のペリフェリーを考えた。毎年の事だがスペイン語圏の出入りが多い。
・後期から芸大で「建築の制作」を教える。ロシア、フィンランド、 スペイン、フランス、モロッコ、中国、日本の学生が参加。国際色豊かである。授業は英語日本語ちゃんぽんである。
・夏に研究室で設計していたコワーキングスペースが竣工、 年末に子供の施設が完了検査を受け、 昨年sd賞をいただいた住宅は秋に建て方が終わり来春竣工予定で ある。
・娘は夏にニューヨークのFashion Institute of Technologyを卒業しインターンシップで引き続きニュー ヨーで働いている。
・去年の11月から始めたジョギング建築めぐりは1年間続いた。すでに400近い建築を見た。まだ見るものがある限りは続けたい。
・今年も多くの方から多くのことを学び楽しい一年だった。来年も懲りずにおつきあいください。宜しくお願いします。
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by 卓 坂牛
今年最後の翻訳読み合わせ会。長い文章に毎度苦戦している。長い文章はラテン語から続く知的な文章の証なのか?カントの批判書も1ページ1文もざらと聞く。
ASPRIME 千代田富士見
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by 卓 坂牛
青木茂のリファイン建築「ASPRIME 千代田富士見」は今年完成し今年グッドデザイン賞を受賞した。1981年にできたレンガタイル張りの専門学校が真っ白な共同住宅に変身した。敷地面積:467.07 m²、建築面積:285.86 m²、延床面積:891.25 m² 。
Architecture as Frame
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by 卓 坂牛
自分の最初の作品集、Architecture as Frameは建築を建築の外側の世界である自然や人や生き物などなどを切り取るフレームだと考えた8年前の思考とその作品をまとめたものです。その後建築にはフレーミングだけではなくリフレームする力があるとしてArchitecture as Frame and Reframeを2年前に上梓したらArchitecture as Frameは絶版となりました。すると出版社が電子書籍化を勧めてくれたのでお願いしました。定価はこちらで設定し紙の時は3292円だったのですが電子化して1944円と買いやすくなりました。是非ご覧ください。
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