ルイス・イスキエルド
2年前に理科大を訪れてレクチャーをしてくれたルイス・イスキエルド夫妻の建物を3つ見た。そしてその一つの建物のそばにある彼の事務所を突然訪問。ルイスは不在だったが息子のクリスチャン・イスキエルドが温かく迎えてくれた。彼らのデザインはコンクリートを極めてロジカルに構造的にしかもモダニズムの規則性をやや外しながら美しく使っている。
Window Frame Flow
今度TCから出版するモノグラフのタイトルがWindow, Frame, FlowではどうかとEdeirtorから言われている。コンセプトの変遷がこの言葉に表れているというのが理由である。そこで明日のチリカトリカ大学でのレクチャーのタイトルもそうしてみた。
ビスマンの本
常山さん早朝サンチアゴ到着。大村や学生たちと一緒に建築見学へ。僕はたまったメール返したり、両替しに行ったり、洗濯したりしてから、ロベルトにもらったお土産の本を眺める。『ブエノスアイレスの50の建築家のスタジオ』という写真集。編集は畏友ヘルナン・ビスマンとパブロ・エンゲルマンである。残念ながらスパニッシュオンリーなのだが写真を見ているだけで楽しい。僕が国際交流基金で日本に呼んだダニエル・シルベルファーデンとロベルト・ブスネリのスタジオも紹介されている。写真はアルバーノ・ガルシア。彼は2008,2010,2012年のベネチアビエンナーレアルゼンチン館のグラフィックデザイナーでもある。
共和国大学でのレクチャー
ウルグアイの共和国大学はディーンの下に9人の1stプロフェッサーがいてその下に2人の2ndプロフェッサー、5人の3rd プロフェッサーそして4thプロフェッサー、5thプロフェッサーが30人程度いる。厳格なヒエラルキーに驚く。それぞれの1stプロフェッサーは文字通りのスタジオを持ちガラス張りの中2階の部屋で様々な打ち合わせをする。ベルナルド・マーチンは1stプロフェッサーでこの中二階の主。彼の博論は日本の狭小住宅でTCから出版されていて日本のGAギャラリーで購入できる。ベルナルドのスタジオで21日に3年生のサステイナブル集合住宅の優秀作3作品の講評と、自らの作品のレクチャーをさせていただいた、
チリのビーチリゾート
カトリカ大学の大学院のディレクターマックス・ヌネス事務所で坂牛研のOG中村が働いている。彼女が段取りしてくれてマックスの有名なビーチリゾートの別荘とアラべナ、西澤立衛の別荘を見せていただいた。サンチアゴから車で3時間近くかかるが太平洋を望む崖地に有名建築家のアイコンが並んでいた。
理論と実践
建築のキャリアを実践から始めた人はドクターをとるのは難儀であ
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