Archive

Aug 2019

経験知

On
by 卓 坂牛

中学の同級生がとある文学の賞をとり近しい友が集まりお祝いをした。彼は純血言語学者でT大学の教員。僕らのクラスにはあと3人大学の教員がいるが昔は違う職。医師、経済アナリスト、建築士である。その内2人はこの歳になってから教員となった。歳とって伸びるのは経験知だけだけど、経験がものを言う学問分野ではこの歳の人間でも(だから)欲しいのだろう。

有明アリーナ

On
by 卓 坂牛

今日は久米設計で有明アリーナのお話を聞いた。つり構造の屋根は長野オリンピックのMウェーブ(久米設計)を引き継いだ形。久米設計の大空間遺伝子である。久米設計に来るのは初めてである。僕の少し後輩の若手社長藤沢さんにインタビュー後社食でランチをご馳走になった。ありがとうございました。

エコストア

On
by 卓 坂牛

食器洗い、風呂洗い、トイレ洗いにEco store の洗剤を使っている。環境にいいかどうかはわからないが、香料が少なく、泡ぎれが良い。洗濯洗剤にも使ってみるか?

 

予算

On
by 卓 坂牛

研究室の整理の合間に図書館委員会に出る。図書予算は外国雑誌購読費が確定してから残りとして初冬に決まり焦って決まった予算を消化に奔走する。何故こんな馬鹿げたシステムがまかり通っているかと言えば予算の繰り越しが出来ないからである。「予算というものは繰り越せない」と憲法のように言うが、この役所的慣習はどれだけ世界に非合理と非効率と無駄を生み出していることか!

理論なき実践は盲目である。実践なき理論は空虚である

On
by 卓 坂牛

本の整理は終わったけど、本と同様増え続ける模型の箱。もう少し整然と積めないか?アマゾンみたいに箱の定型を決めたらどうなる?

研究室プロジェクト数が多いのは学生の経験を豊かにする。特に我々は施工のお手伝いもするからものづくりスピリットも身につく。しかし一方作り上げる達成感に酔い、設計を突き詰めるねちっこさがなくなってしまっているようにも見える。理論なき実践は盲目であり、実践なき理論は空虚である。

 

今和次郎全集

On
by 卓 坂牛

家にあった建築専門書を大学に移動したため研究室がカオスとなった。やっと授業も終わりこの整理にとりかかった。今和次郎全集は僕が大学に入学した時に従伯母がくれたもの。「古本屋に売らないでね」と言われて40年たった。もちろん売りはしなかったが第4巻が見つからない。

 

 

コンサート

On
by 卓 坂牛

JIAマガジンの編集会議でオリンピック施設のその後が話題に。日経アーキによれば、バレーボールなどやる有明アリーナは年間3.56億の黒字。水泳を行う東京アクアティクスセンターは年間6.38億の赤字。儲かるのはコンサートであって、スポーツではないようだ。水泳施設はコンサートしにくいだろうね。一番儲かるのは嵐クラスのコンサート。これは新国立じゃないとできない。最近新国立周りに建ち上がる高層マンションはコンサート聞き放題(嫌いな方は騒音でしょうね!)。

コウヤマキに緑

On
by 卓 坂牛

強い太陽光で葉が焼けて茶色に変色していたコウヤマキに緑の葉が現れた。この植木は浴室脇のバルコニーに置いておいたら陽当たりが悪いせいか紡錘形の下の方が枯れ落ちたので先週家の前に出したもの。急に激しい直射を受けて倒れかけていたが復活か?

白と黒

On
by 卓 坂牛

10月に加藤耕一さんと「ねつ造された白」と言うタイトルで対談する。建築の白は何を意味するかを議論する。常に建築をファッションとのアナロジーで考えるわたしはファッションの白を考えていたら『黒の服飾史』なる本に出会った。その一章は「白いモードと白い表象」で18世紀後半から現れ1世紀で消える白について書かれている。それは清潔と純潔である。しかし服飾史に現れる白はこの1世紀のみで残りは大体黒。この白黒の非対称性は面白い。建築では主流の色はないし、黒が価値を持つ時代も無かったただろう。何故だろうか?

食事

On
by 卓 坂牛

昨日OBOGと食事の話しをしたら皆かなり食べ方や量に気をつけている。一人は昼は普通に食べるか夜は少なめ。一人は朝オレンジ一つ、昼は普通、夜は遅くなったら食べないと言っていた。僕は夜食べたいだけ食べる。ただ炭水化物はとらない。主食はキャベツ、副菜は豆。昼をむしろ眠くなるのでなるべく減らしたいと思っている。佐藤淳さんも同じ理由で昼とらないと言っていた。