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Oct 2019

東西線わ

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by 卓 坂牛

四ツ谷に住んでいた頃使うメトロは丸の内か線か南北線。赤坂の頃も同じで千代田線と銀座線が加わった。神楽坂に来ると俄然東西線使用頻度が上がる。この線は僕が使う範囲では乗り換え、出入り口への階段が両端についている駅が多くあらかじめ行き先を確認しておかないととても遠回りなことになる。階段の一つは真ん中にある方が便利な気がする。

Matohu

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by 卓 坂牛

その昔アンリアレイジの森永さんと鼎談する時、別の候補にmatohuの堀畑裕之さんの名前があがった。その頃正直言ってどちらのブランドも知らず西谷さんが森永さんに決めたように記憶する。先日綺麗な装丁の服の本が目に入った。タイトルがいい『言葉の服』。読み始めて著者がmatohuのデザイナーであることを知り、もしかしたら鼎談していたかもしれなかった人であることに不思議な縁を感じた。さらにこの人が哲学を学んでいたことを知り、興味が倍増した。そんな彼曰くおしゃれとは晒すが語源で晒されて素になった時に残る飾りの無さだと言う。年を重ねると内面が現れるということでもある。

 

建築ものづくり論

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by 卓 坂牛

野城さんが学会著作賞をとった『建築ものづくり論』を昨日の会で説明してくれた。設計論として包括的な意味の濃い内容で教科書にしたいと思った。私的かつ設計者への教訓として言えば、建築は特注部分と既製品部分の組み合わせなのでいかに安くて、凡庸な規制部材を隠れたところに使い、高くて見栄えのする特注部材を効果的に使えるかが設計者の腕だという。ことになる。全く設計はそうである。その昔林昌二は葛西臨海公園展望台の鉄骨フレームが全溶接(特注的)なのを建築的ではないと言っていたが、特注と既製のバランスを逸脱していると彼はいいたかったのだろう。

桐蔭建築会

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by 卓 坂牛

高校の同窓会で作っている建築家の集まりがある。名前は桐蔭建築会と言う。高校同窓会のJIAみたいなもので設計専業の人の集まりだということらしい。その昔林昌二と鹿島昭一が同席していた時にゼネコンは遠慮してもらうことになったという話を今日先輩が言っていた。しかし出席者が少ないのでJIA同様、まあ硬いことは言わずに専業に限る必要もないだろうと言うことになった。

それはそれとして今日は宴会の前に希望者が拙宅に来られて見学した。そして飯田橋のポルタで宴会。今年の学会賞の著作賞の野城さんと教育賞の私も少しお話をさせていただいた。幹事は石橋さん袴田さん野城さんたちの84会。先輩には構造計画研究所の服部さんが83回。僕は86回。その下に木島さんは90回第。野村萬斎と同学年。一番若い子は127回卒で今年付属を卒業して芸大の一年。将来は任した。

 Thanks

朝の挨拶

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by 卓 坂牛

朝ゴミを出す頃隣家のおばあさんが孫を学校に送り出す。おはようございますとお互いご挨拶をして一言二言言葉を交わす。今朝は「もうすぐうちの柿の木の葉が落ちてご迷惑をかけます。すいません」というので「この柿の木を見るとほっとしますよ」とお答えする。そんな朝の挨拶が気持ちいい。

久しぶりの打ち合わせ

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by 卓 坂牛

ある時から現場も設計の打ち合わせも人に任せられるようになった。任せないと回らなくなったというのが理由の半分。残りの半分は任せてもうまくいくことがわかったから。が、しかし今日は久しぶりに設計の説明に行った。いつもならゆっくり昼をクライアントと共にするのだが午後授業なので昼の電車で東京へ。

 

 

建築の設計力

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by 卓 坂牛

芸大でやる講義録は来春書籍化される。出版社も決まり現在編集者のコメント、アドバイスに従ってかなりリライトしている。最初のアドバイスはタイトル変更。昨年の講義タイトルは「建築の制作力」だった。編集者曰く制作はプロデューサー的な響きがあり誤解されるからストレートに設計と言った方がいいという。創ることの原始的姿としてポイエーシスのニュアンスを制作という言葉に託したかったが、、、そこで今のところタイトルは「建築の設計力」である。講義タイトルもそうして昨年より、客観的メカニズムの部分と私的な思いを分けて話したい。

 

 

建築の設計力

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by 卓 坂牛

芸大での建築論の講義は本日より毎週金曜日14:30から建築棟で行います。昨年同様留学生が多ければ講義は英語で行います。講義タイトルは「建築の設計力」。建築の設計力を高めるメカニズムを14回で話します。

I teach in Geidai this year every Friday (from today) at 14:30  ias the last year.  Lecture will be delivered in English if  many foreign students attend. The title of the lecture is ‘ the ability of architectural design’  I try to explain the mechanism of the way you could enhance your ability of architectural design.  

栢木研の家具

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by 卓 坂牛

隣の栢木研究室では数年前から家具を作っている。今年それを森下のカフェ喫茶ランドリーに展示したというので見に行った。あれこんなプロ顔負けの家具作るってやるねー。このカフェにすっかり馴染んでました。拍手👏。