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by 卓 坂牛
昨日見学に来た高校生が模型の一つを見て「これ作るのに何時間くらいかかりましたか」と質問した。正味50時間くらいかなと答えたらそんなにかかるのかと驚いた顔をしていたので思わず「二日徹夜すれば終わるよ」と言ったら、それはないという表情、だよな。「建築のデザインやりたい人はこういうの作るのが楽しいと思える人が向いています」と急いで説明付加。
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by 卓 坂牛
埼玉県のK高校の一年生が40人近く研究室見学にやって来た。研究室に最近設計した模型を並べておいたら興味津々に眺めていた。偶然この高校から私の研究室に来た学生が3人もいた。偶然とはいえ何かの縁である。いい学びの場に進み、好きなことをして、楽しく生きて欲しい。大学はゴールではないよ!
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by 卓 坂牛
毎朝の日課は台所のゴミを玄関脇の大きなゴミ箱に運び、ゴミの日は路地の角まで運ぶ。途中の家の壁面の納まりが現代建築みたいで楽しい。こんな納まり町場の大工さんが考えるねかな?ゴミ出しすると誰かに会う。今朝は角のおじさん。オープンハウスした時500人人が来て路地に人があふれて苦言を呈した人。今週末また50人くらい来訪者がいるのでその旨お伝えする。了解いただき安堵。
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by 卓 坂牛
とある外国の学生向け建築賞のオーガナイズのために賞を紹介して出品をお願いする大学のセレクションをしている。まずは建築を学べる大学を全てリストアップすると150くらいあった。その内偏差値50以上あるいは50以下でもデザイン教育に定評のある大学は100。そこからQSかTHEのランキングおよびレモン展に出せる大学をリストアップすると69になる。そのリストを送ると彼らはTHEランキング、レモン展は外し、37に絞ってきた。QS でランクされる大学の建築スクールは20ちょっとしかなくそれらはもちろん問題なく良い建築スクールがあるのだがTHEも参照しないとだいぶいいスクールが抜け落ちる。
たかがランキングと馬鹿にする向きもあるが世界はランキングを普通に使っている。大学を活かしたいなら真剣にランクアップを考えるべきでそのためには国外を受け入れ、国外に送り出すことである。
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by 卓 坂牛
税務署に出す書類をやっと書いて封筒に入れ、切れたメガネストラップを付け替えてさあ出かけようと思い外部温度計の数字を見てもう一枚下着を着ようとしてメガネをはずし、手に持っていた封筒を机に置いたら頭は今日の天気に移り傘がいるか否かを考えメガネと封筒を見事に忘れて傘を持って出かけている自分に地下鉄に乗ってから気付く。
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by 卓 坂牛
たまに留学中の学生から近況がメールされる。元気にしているとほっとする。信大ではアルゼンチンに4人留学した。理科大ではデンマーク、フランス、ドイツ、チェコ、ベルギー、ベトナムに1人、オーストリア、ポルトガルに2人、スペインに3人、理科大から他大学の院に行ってからスイス、フランス、ポルトガル、チリに1人、スペインに2人理科大卒業と同時にアメリカ、チリ、ドイツ、チェコに1人。合計23人海外へ。内女性7人男性16人。インターンシップ11人、留学12人。だいたいいつも2人以上海外にいる計算になる。場所は圧倒的にヨーロッパなのはちょっと驚き。しかも英語が母国語ではない国ばかり。
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by 卓 坂牛
先日買った南天を手持ちの25センチの鉢に植えたら根が窮屈そうなので35センチの鉢に移した。木が楽そうである。
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by 卓 坂牛
信州大で働いていた頃、週一の東京往復て博士論文を書いた。ほぼ一年かかった。150時間である。それ以来電車は一番仕事がはかどる書斎となった。だから出張は可能な限り飛行機を使わず、時間がかかっても電車を使い、一人で行く。昨日も往復で原稿がだいぶ進んだ。片道高々1.5時間だが往復だと3時間。このくらいだと呑んで楽しむにはちょい短く、ちょうど授業一コマで集中が切れないいい時間である。
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by 卓 坂牛
執筆中の新刊原稿に編集Tさんの赤がはいる。赤の意味を考えていると部分の修正では対処不能と感じながら眠るとだいたい明け方変え方が分かり一気に書き直す。原文の不要部分に横線を入れて赤字で書き直していると8割赤くなる。Tさんの赤は簡単な言葉でシンプルな論理構造に向かう。そしてあれもこれも言いたい著者のエッセンスを掴みとってくれる。その指南に沿って書き直すと10キロ走って要らぬ脂肪が少し減ったような爽快感がある。
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