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Jan 2020

学び

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by 卓 坂牛

僕が修論書いている時指導教官は60歳だった。怖い先生だったしほとんど論文のことで話しをしたことはなかった。今の学生にとっての僕は同じ歳の差であるが、あの頃と比べると教師の威厳は格段に減った。これは僕と篠原一男と言う極端な例が示す特殊なことではなく一般的な話しである。いいことだと思う一方昔の先生が(全員ではないが)持っていた圧倒的に高い能力を持てているのか不安に思うことがある。だから先生はずーっと学び続けないといけない。と誰かが言っていた。そう思う。

四谷コモレ

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by 卓 坂牛

四谷駅前の再開発四谷KOMOREが2月にオープン。エントランスは巨大ピロティー、その上はガラス張りの庭である。

理科大建築学科社会人コース

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by 卓 坂牛

理科大では4月から1学年20名の夜間の建築学科を神楽坂に開校します。大学卒、短大卒、高等専門学校卒、専修学校専門課程卒、などの方が受験できます。現職のキャリアアップ、資格を取って転職、大学院進学などをお考えの方を対象としています。20名と言う少人数、飯田橋の駅から3分、各自に机を与え、仕事をしながらも勉強しやすい環境を整備します。願書受付は来週火曜日21日までです。みなさん挑戦してください。お待ちしてます。 

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by 卓 坂牛

玄関脇に配偶者のブーツが靴箱に入りきらす置いてある。歩き出しそうでちょっと怖い。

大江一夫

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by 卓 坂牛

やっとJIAマガジン1月15日号印刷に回りもうすぐ皆様のお手元に届きます。表紙は関西建築家大賞を受賞した大江一夫さんの自邸のスケッチである。大江さんは数百と言う住宅を設計しているその量と質に驚く。

第五回 室賞

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by 卓 坂牛

私立大室美術館を三重で運営している建築家の大室佑介君がある日僕に渡したいものがあると言う。何事かと思ってお会いしたら、「坂牛さんの設計した建物が映えある第五回「室賞」を受賞したのでその副賞をお持ちしました」と言う。「えっ?何それ?」よくわからぬうちに三重の酒と彼の設計したコーヒー屋で焙煎したコーヒー豆をいただいた。ちなみにこの賞は彼の独断と偏見で勝手に年一つずつ選ぶそうで、第一回は室生寺、第二回蔵前の家(吉田夏雄)、第三回伊達の家(青木弘司)、第四回HOUSE M(木村、松本)、そして第五回はFujiHimro だそうだ。ありがとうございます。

 

GSDの篠原一男展

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by 卓 坂牛

昨日ギャラ間で、ハーバードのセン•カンに会った。彼はアメリカどの丹下健三研究の第一人者でその後、篠原一男研究に幅を広げて昨年はGSDで篠原一男展をキュレートした。彼は実は数年前セントルイスのワシントン大学でも篠原一男展をキュレートした。どう違うの?と聞いたら、セントルイスは第一の様式、その後ETHでは第三の様式、ハーバードは第四の様式をフィーチャーしたという。場所も時期も違う展覧会が時代順になっているというのは意図したことなのか?それにしても第二の様式は?上海では未完の家の原寸大模型があったが、、

 

増田、大坪

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by 卓 坂牛

ギャラ間に増田、大坪の内覧会を見に行った。面白いなあ、徹底して物に向き合っているのが伝わる。素晴らしい。

 

長谷川逸子

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by 卓 坂牛

長谷川逸子さんは昨年末四部のアンソロジーをまとられた。それらを読了した読後感は槇文彦の三部作を読み切った時のそれに近い。最初から最後まで4つくらいのことを言い続けているのである。三つ子の魂百までである。そんな長谷川さんにお話を聞きに行った。

 

縁側プロジェクト

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by 卓 坂牛

富士吉田での共同研究は今マスタープラン作りなど大きな枠組み作りから縁側の設計まで、マクロからミクロまで研究室は忙しい。お試し居住に改修した建物とCB 塀の間の狭い場所を有効利用すべくCB 塀を解体して三角形を折り曲げた金属スクリーンを作ることにした。構造検討中。