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by 卓 坂牛
最近高校の同級生が高校時代の優れた教師の著書などをメールしてくれている。その一人の地理教師の授業はローマクラブ・レポート「成長の限界」批判・マルサス『人口論』批判 だった。面白い授業だった。友人の言葉を借りればその要点は「社会的要因を議論すべき問題を、《自然条件による制約》に還元してしまうこと」への批判だということである。今僕らはマルサスの杞憂(と言っていいと思うが)の現代版に直面している。ウィルスという自然科学的な属性は変えようがない。だから我々ができるのは社会的要因からその伝播を防ぐことである。そう考えるとやはりじっと家にいることが可能な環境を作ることかなと思わないでもない。
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by 卓 坂牛
ポルトガルが感染症危険度レベル3に引き上げられた。リスボン工科大学に先月留学した学生は帰国の途につくことになる。可愛そうだけど仕方ない。チェコはどうなることか?ただでさえ満員電車のような坂牛研は留学生が戻る時期がずれるとオーバーフローする。一時帰国ということで戻れるといいのだがそうしないとM2が9人となる。機能するだろうかちょっと心配である
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by 卓 坂牛
今から8年前に鎌倉を舞台に大家族の家がまるでシェアハウスみたいに人の集まる場所になるドラマがあった主演は小泉今日子(「最後から二番目の恋」 )。同じテレビ局で遡ること9年。2003年、三軒茶屋の下宿屋を舞台に、小泉今日子、小林聡美、ともさか理恵、浅岡ルリ子が繰り広げる世界は今で言うシェアハウスの空気を先取りしていた。この二人余りに似ている空気感だが脚本も演出も別の方だった。
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by 卓 坂牛
3.11の時に最初にメールをくれて安否を気遣ってくれたのはアルゼンチンのロベルトだった。そして今回も心配してメールをくれたのはロベルトとチリのディエゴである。彼の地はまだ数百人の感染者数と数人の死亡者ではあるが国内線の飛行機を止めて都市をつなぐバスも止めている。やはりイタリア人が多いブエノスアイレスでは(ロベルトも先祖はイタリアである)コロナは恐怖なのだと思う。それにしてもラテンアメリカの友は情が厚い。グラシアス アミーゴ!!
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by 卓 坂牛
来年度の坂牛研博士課程には2人の学生が入学したが1人は北海道で大学の教員をしている。さらに去年から自宅で博士ゼミをしている社会人が2人いてともに設計事務所で働いている。その内1人は来年社会人博士に入学する。もう1人は論文博士を目指している。いずれも今年中に査読論文を1本書く予定である。さらに満期退学した学生の論文審査が始まる。すると合わせて5人の博士指導をすることになる。金町に全員呼び寄せるのは困難だし、バラバラの指導はお互いの刺激がないので息詰まる。苦肉の策で週末の自宅ゼミをやってみようと思っている。
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by 卓 坂牛
YTAA(若い建築家に向けた賞)の応募を締め切った。40あまりの大学に参加を呼びかけほぼ半分の大学が応募してくれた。提出いただくのは修士設計なので参加を見合わせた大学は修士設計をやっていないか、制度としてはあるもののあまり積極的にやっていないと言うことであろう。ヨーロッパでは修士設計=建築家になるための最終試験だから皆やっているしそれに求められるもののレベルは高い。ビエンナーレで一同に会するとその差が見えてくるだろう。
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by 卓 坂牛
近くのアコメヤの人にお米の美味しい炊き方をきいたら、炊き方よりお櫃に移すことが重要と言われた。そこで厄年通過祝いに義兄、義姉からお櫃を頂き昨晩食べてみた。美味い、飯にスギの香り。
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by 卓 坂牛
絨毯に墨がはねた。墨は落ちないと半ばあきらめていた。しかし書道用品を扱う呉竹が作った墨落とし、スミノンを垂らし、布で叩いたら落ちた。ミラクル!
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by 卓 坂牛
今月末に篠原研同窓会をする予定だった。ウィーンから来る予定だったエルンストは同級生である。来られなくなった代わりに当時の東工大でのお花見と彼がオーストリアでコーディネートした篠原展の写真をお送ってくれた。髪の毛がある自分が懐かしい!
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by 卓 坂牛
大村君の査読論文3本目が採用との連絡があった。4月からの審査前に通りスッキリした。学位申請論文は資料編を入れて400ページ強。さああと一息。
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