Archive

Mar 2020

お祝い

On
by 卓 坂牛

家を作ったけど大病もせず、夫婦揃って無事厄年を乗り切ったのを祝って配偶者兄姉、その家族、娘に祝っていただきました。

桜🌸

On
by 卓 坂牛

ビルの谷間に桜が満開。すっかり季節は春だが新学期は未だ先。

便宜主義

On
by 卓 坂牛

『新しい哲学の教科書』にカンタン・メイヤスーの相関主義批判とグレアム・ハーマンのオブジェクト指向存在論とマルクス・ガブリエルの世界は一つではないという話が整理されている。そこで昔読んだマルクスとグレアムを取り出して眺めてみた。結局昨今の実在論は僕らにとってのリアルは何なのかということを素直に書いているのだなと思う。でもグレアムは形而上学や経験論や唯物論を退け、メイヤスーは相関主義を否定して、マルクスは社会構築論を無いものというけれど僕にはどれもが少しずつリアルに思えるのである。結局理論というものは一貫性が必要だからその理論に不都合なものは否定して行くことになるのだが、それがどうもリアルにつながらない、便宜主義と怒られそうだが、理論はその場その場に適用可能なもがあっていつでも使える便利なものはないような気がしている。

On
by 卓 坂牛

作文する時に文章書く前に原稿用紙をデザインする人もいる。僕は300字詰が書きやすいという人もいるだろう。でもそれが一番かどうかは書いてみないとわからない。275字詰かもしれない。何度も書いて書いて最良の字数と枠の色と形に辿り着いたら書いた文章を全部消す。そんな建築が好きだと中山英之は言っていた。ひたすら文章だけ練る、あるいは書き込んでもいない原稿用紙を提示することに自分は興味ないと言っていた。

昔妹島さんがシンプルなドローイングは最初からシンプルなのではなく、人や家具やドアの軌跡や床目地書いて練り上げてから全部最後に消すと言っていたのを思い出した。

中山英之

On
by 卓 坂牛

JIA今年の新人賞の中山英之さんにお話しを聞きに伺った。去年ギャラ間の展覧会で映画を5本撮って見せてくれた。その建築外的な発想の仕方はとても魅力的である。処女作2004から弧と弦まで創る根っこを聞かせてくれた。ありがとうございました、

元藤燁子

On
by 卓 坂牛

本の下になっているのは暗黒舞踏を率いた元藤燁子(土方巽の妻)の踊る姿である。写真家である配偶者の兄が撮影したもの。この家に引越したら飾りたいと思ってロールでしまっておいたら巻きぐせがついたのでフラットに寝かせているところ。 

JIAインタビュー

On
by 卓 坂牛

JIA(日本建築家協会)には北海道から沖縄まで10の支部がある。JIAマガジンでは今年度、5回に分けて各支部の支部長にインタビューをさせていただいた。今日はその最終回で九州支部長川津さん、沖縄支部長伊良波さんにお話しを聞いた。考えてみれば、一つの県で、一支部を構成する沖縄は特殊であり会員数は66人と最小。しかし人口当たりの会員数は全国2位だそうである。両支部ともユニークな活動が多いからなのか会員数が減少していない。

研究室で学位授与

On
by 卓 坂牛

研究室で学位授与はきっともうないだろうな。

彼らが生まれた頃僕は独立。彼らの人生が僕の建築家人生とオーバーラップする。一年に1.5個ずつ作り続けたが一歩一歩である。あなたがたのこれからも積み重ねでしかない。

明日に向かって

On
by 卓 坂牛

今日は無くなった卒業式の日。代わりに研究室で証書を授与する。加えて修了生には毎年SAKAUSHI LAB.スケッチブックを記念にあげる。

各自の設計を頭に浮かべそのイメージを最初のページに描きその印象や記憶を辿る。描きながら彼ら彼女らの未来を思う。博士、クマジム、田根さん、常山さん、外国、皆様々な場所がスタート地点。その後設計を続けるかな?建築家になるかな?期待で胸が膨らむけどそれはわからない。世界は複雑。でも人は意外にシンプルだから悩まず自分を信じ自分に正直に生きれば良い。

コロナ

On
by 卓 坂牛

スペインは非常事態宣言。バルセロナに留学中の学生の帰りの切符がやっと手配できた。明日帰国できそうで一安心。リスボンに先月留学した学生は行ってまもなく大学が休校となって拍子抜け。友達を家に入れると1万円の罰金だとか。チェコに留学中の学生はどうしているのかな?教授からメールで大学は休校、国は非常事態宣言を出して出国不能だとか。ヨーロッパは大変そうである。