村井正誠
On
by 卓 坂牛
文化学院の一期生で後に武蔵野美術大学の教授となった画家村井正誠(まさなり)の生誕100年を記念して2004年にアトリエをそのまま保存した美術館が生まれた。設計は隈研吾。http://www.muraimasanari.com
渡邉洋治事務所兼自邸
On
by 卓 坂牛
渡邉洋治39歳の時(1962)に竣工した事務所兼自邸。小さな型枠で打ったコンクリートのテクスチャーを白いペンキで潰している。建坪約11坪5階建延床約30坪強。平河町に忽然と(しかし周囲の建物 よりはるかに小さく)建っている姿が異様な迫力である。
ちなみにこの建物には写真のようなプレートが埋め込まれている。この地(麹町貝坂)で江戸の蘭学者高野長英が蘭学塾「大觀堂学塾」を開き、診療や門人育成を行なった場所と思われる。
GURURI
On
by 卓 坂牛
先日見せていただいた伊藤博之君の長屋は建物周囲からアクセスするパズルのような迷宮だった。それと同じ構成の長屋その名もGURURIを2016年に設計しているのを知って見に行った。http://ito-a.jp/?page=work_detail&id=332
建物周囲を一皮緑化されたアクセス歩道として1階パブリックゾーンで全面ガラス張り、上階をクローズドなプライベートゾーンとする構成である。
静岡新聞・静岡放送東京支社
On
by 卓 坂牛
丹下健三の静岡新聞・静岡放送東京支社(1967)を横目で見る。築地計画(1964)の一部とも言われる電通本社(元電通テックビル1967)と同年にできこちらもメタボリズム的な作り。前年にできた山梨文化会館(1966)と同じ形式でコアのシリンダーを中心に空間が配置されている。丸いシリンダーコアといえば林昌二の得意技でもあった。三愛は1963年にパレスサイドは期せずして山梨文化会館と同年(1966)にできている。
You must be logged in to post a comment.