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Oct 2019

紹介

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by 卓 坂牛

ここ数年誰かに誰かを紹介するメールの数が増えた。頼まれて人を紹介することもあるけれど、それによって自分の仕事を進められることも多い。特に海外の人を紹介することが多くうまく繋がらないこともあるが今朝はうまく繋がったという報告メールが2つ来てほっとする。

傘入れ

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by 卓 坂牛

折りたたみ傘を、鞄に入れて持ち歩きたいと言ったら配偶者が100金で売ってるペットボトル入れをくれた。デザイン悪いけど機能は満たす。

co mo re

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by 卓 坂牛

四谷駅前の再開発コンプレックスに看板がついた。名前はco mo re「もっと皆で一緒に」と「木洩れ」日と言う二つの意味をかけているのかしら。

おっちょこちょい

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by 卓 坂牛

ドイツに送る資料をメチャ根詰めて朝から作って3時にメールした。3時半に家を出て都美術館にコートールード美術館展を見に行った。恩師スチュワート先生の学んだ世界屈指の美術研究所に付属する美術館である。そしたら美術館は台風のため臨時休館だった。先々週はマリアノ・フォルチュニの展覧会を見ようと思って東京駅に行き、丸善で本読んでいたら閉館時間が過ぎてしまった。最近おっちょこちょいである。

台風

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by 卓 坂牛

ガラス框戸にダンボールを貼り付けて強風対策をしたけど幸いうちの周りは大したことはなかった。一方長野の水害には驚く。長野で教えていた頃は長野に台風は来ないと思っていたし、長野で設計した建物ではガラス厚を決める風速が低く薄めのガラスでよかったのを思い出すのだが、、住人の方も予想を超えた状況だと思う。被災した方は本当に本当にお気の毒である。一刻も早く通常の生活に戻ることを祈りたい。

グリム賞

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by 卓 坂牛

先日皆で飲んで祝った中学高校の同級生の森が受賞したグリム賞がネットで報告されている。そもそもなんでドイツなんか行ったのと聞いた時に坂牛と同じでヴァイオリンやっていたからという答えが返ってきた。音楽はドイツに限らないような気もするし、言語学やっているんだからそもそも音楽は理由にならないけれど。でもおめでとう

https://www.daad.jp/ja/2019/10/08/grimmpreis2019/

中国の優秀な留学生

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by 卓 坂牛

坂牛研にはこれまで4人の中国からの留学生が来た。全員女性。最初のシは学部から理科大で現在東工大奥山研の博士課程に進み母国で大学教員を目指す。2人めのテイは大連理工大学を卒業して修士てやって来て現在日建設計で働いている。3人めのクマは同済大学を卒業して修士でやって来て現在M 2。先日隈研吾事務所の入社試験に合格。4人めのリュウは学部から理科大で今4年生。東工大の院試に合格。優秀な知性が、学費とランキングで国立大に吸い取られる。QS THEランキングを上げかつ院の奨学金制度を作らないと予備校化する。

思いこみ

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by 卓 坂牛

先日尊敬する後輩から坂牛さんの文章には読点が少ないと言われた。批判的な響きは感じたが、文は短く一気に読ませるべく自覚的に読点を減らしているのでその意見は聞きながしていた。すると昨日、私の科研費申請書が学内でチェックされ返却された。そのアドバイスに句読点が少ないと書かれていた。今回は句点さえも少なく文が長いと言う指摘だった。読み返してみると確かに長い。短文をよしと思い実行していると思っていた私にはちょっとショックだった。思いこみは怖い。気をつけなければ。

ノート

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by 卓 坂牛

カレンダーはアイフォンにしたが雑記帳とスケッチブックは持ち歩く。筆記用具は4色フリクションと万年筆を雑記帳に引っ掛け、4B2ミリ芯の消しゴム付きノックペンをスケッチブックのリングにさしている。また15センチの竹尺をポケットをつけて常備している。雑記帳もスケッチブックも10冊単位で買う。なくなると同じものを買う時もあるし違うのを探すこともある。今使っているスケッチブックはウィーンで教えていた頃、ワーグナーの郵便貯金局のミュージアムショップであるだけ買った。紙質。大きさ、表紙の硬さ、皆当時のお気に入り。残り一冊になったので次を探さないと。

イケムラ レイコ

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by 卓 坂牛

芸術家イケムラ レイコの自伝的エッセイ集「どこにも属さないわたし」を読む。僕もそう生きたい(どこにも属したくない)ので共感する。さらに彼女の生き様、あるいは文章それ自体に惹かれる。孤独を甘受し内面を滲み出すことで表現を産んでいる。建築とは違う純粋さに嫉妬する。30代でベルリン芸術大学の教授になる快挙もこの人ならという気持ちにさせる一冊である。