イケムラ レイコ 芸術家イケムラ レイコの自伝的エッセイ集「どこにも属さないわたし」を読む。僕もそう生きたい(どこにも属したくない)ので共感する。さらに彼女の生き様、あるいは文章それ自体に惹かれる。孤独を甘受し内面を滲み出すことで表現を産んでいる。建築とは違う純粋さに嫉妬する。30代でベルリン芸術大学の教授になる快挙もこの人ならという気持ちにさせる一冊である。
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