レイアウト教本
六本木ヒルズでランチを食べてぶらぶらしてから(このあたりこのとはコラムに書いたので読んでください)青山ブックセンターに寄った。この本屋は東京じゃあちょっと楽しい本屋の一つ。デザイン系が充実している。そのデザイン系の真ん中の平積みコーナーの台(ということは注目書や売れ筋が置かれている台)のさらに真ん中に平積みかつプラスチックの書見台のようなもので立ててもある、つまりこの店の最も大事な一押しの本の場所に『言葉と建築』が置かれていた。思わず口元が緩んでしまった。因みに『言葉と建築』は重版が決定した。こんな高い本買っていただきありがとうございます。誰かが『ウンコな議論』は面白いというので買って読んだがその面白さが僕には分からなかった。残念。それから研究室の四年生が萌える男になったので『萌える男』というちくま新書を買った(でも未だ読んでない)。それから建築デザイン系洋書が30%offになっていたので、レイアウト系の本ばかり8冊買って大学に送った。平面構成の概念がまったく欠如しているわが大学の学生の参考書にしようと考えた。新学期最初の課題はこのレイアウト教本に則り自らのコンセプトをA3のポスターにするというのを一週間で提出させよう。
そのレイアウト本の中でも単に美しいレイアウトの事例集ではなく、原理を説明したとてもよい安い本があった。レイアウトを学びたい人にはお勧めです。
Kimberly Elam ‘Grid System‘ Princeton Architectural Press 2004
amazonで新品ユーズドで2000円くらいで買えます。僕は2500円で買ったからアマゾンの方が安い(アマゾンは本当に安い)。一つの情報(下記)を延々100ページくらいそのレイアウトヴァリエーションとヴァリエーションの原理そしてその原理に基づく他の事例を載せている。レイアウトは直感に頼りがちだが、これはその意味では抑えるべきポイントが身につくと思う。うちの学生には是非買わせよう。
この週末は家にこもってポートフォリオ作りに励んでみておりますが、、、悩ましい・・いっこうに進みません。で、早速、お勧めの本、amazonで購入してみました♪
効果はあるのか??
さて効果があるかどうかは分からぬが、結構面白いし理屈が分かる