人を動かす
仕事がたまる。届きそうで手が届かないようなもどかしさ。だんだん人を使うことが仕事になるのがいやだけれど仕方ない。自分でできないと人のやっていることはもどかしい。その人の能力の問題ではなく自分とのペースのずれがストレスを生む。大した量の仕事をしているわけではないのだが問題の性質がその昔と違う。それに加え仕事の種類と場所がばらばらということもある。
帰宅後、「ふー」とため息をついて「こんないらいらの募る状態は昔あったかなあ?」とかみさんに聞くと「昔はもっと忙しくてそのまま体を壊していたけれど、いまは体じゃやくて精神にきているみたいね。」と言う。まあ日建にあのままいたってこの年になってやることは人を使うことだろうからもっとストレスがたまっているかもしれない。それに比べれば今ましか?30個くらい仕事抱えていた人いたもんなあ日建には。
暗い話ばかり、でもない。イタリアの雑誌にAREAと言うのがあって東京特集号が出た。その一角にRE-TEM東京工場が掲載された。ANDO,AOKI,BAN,HERZOG,DYTHAM,KUMA,KUROKAWA,MAKI,RYUI,PIANO,ROGERS,UEYAMA,SANAA,MAKOTO WATANABE,TEKUTO,YAMAMOTO,ATELIER BOW-WOW,F.O.B.A.ISHIKAWA,NAYA,IRIE,TEZUKA,と言う顔ぶれで、エルクロのような本だが、さすがイタリア産。ブックデザインが抜群である。リーテムが掲載されたものの中では一番美しい。
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