フェールセーフ
突如夏になった日本。ビール業界もプール業界もほっとしたことだろう。しかしプールでは悲惨な事故があった。流れるプールの吸水口に子供が吸い込まれ死亡した。吸水口の前のステンレスの柵がとれてしまっていたのが原因だが、僕なら吸水口の大きさをもっと小さくして数を増やす設計にしたと思う。柵は取れるものだと考えるべき。取れても最悪の事態はおこらないというのがフェ-ルセーフの設計。
もちろんそういう設計は機械の能力を上げるためコストアップに繋がる。コストをあげれば何でもできると逆に批判されそうだが、人の命には代えられない。建築の設計はひとごとではない。命を預かっているという使命と責任を持たなければいけない。
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