アルベルティ
午前中、研究室でt氏と電話で話す。殆ど毎日である。まあそうでもしないとこの突貫スケジュールにのらないので仕方ない。しかし木造で貸室の有効比あげようとすると結構面倒なはめに陥る。構造のことを考え始めるとがんじがらめである。rcの方がいい空間になりそうなのだが。
午後講義。natureについて。長野に来るバスで岡崎乾二郎の『経験の条件』のブルネレスキの所を読み返していた。一般にプラトンの自然観(自然の中に比例と幾何学の美を見る)を受け継いだのはアルベルティと言われるが、実はブルネルスキにも違う角度から比例を捉える視線があったことをフィレンツェのドーモの話をもとに展開する。natureの項にはやはりブルネルスキは登場しない。アルベルティのみが人文主意の正統派のように記されている。
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