現場やら打ち合わせやら
6月14日
午前中、昔の現場と今進行中の現場と回り、途中ヨドバシカメラで新しい電子辞書を購入。娘の電子辞書が急に動かなくなったため。sony製である。名刺サイズでとても軽いその上、日、独、伊、仏、中、韓と入った優れものだったので娘はポケットに入れて持ち歩いていた。是非直したいと思ったのだが、回答は直らないので2万円差し上げるというもの。その上sonyは電子辞書から撤退してしまった。仕方なくセイコーの同じサイズのを買うが、遥かに重く英語のみである。
事務所に戻り中国プロジェクト打ち合わせ、いやはや過去の記憶を蘇らせるために2年分の打ち合わせ記録を読み返す。去年の年始から何も進んでいないことがよくわかる。今度は本当に進むのだろうか??ドイツからメール。アーヘン工科大学の学生がインドからドイツに戻りやっとポートフォリオを送ってきた。堅実でまじめな設計をしているようである。インドでのワークショップの集合住宅は興味深い。来日を認めるメールを打つ。最終で長野に。車中長谷川逸子の『生活の装置』住まいの図書館出版局1999を読む。篠原研を出てから70年代はとても観念的な設計をしているのが80年代に入り生活者の受容に対する思いが強くなる様がとてもよく分かる。建築家のマニフェストをたまに読むのは自らを律する上で気持ちが洗われる。
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