工場
7月14日
建築学会の北陸支部大会を信大で行なう。初日である。開催大学ということもあり準備に追われてきたが、初日はなんとか終わった。総合司会を行なう。北陸建築文化賞の表彰後受賞者のプレゼンテーションを聞く。4つの賞のうち3つがスーパーゼネコンで皆工場施設であったのが印象的である。工場が効率性を剥き出しにした機械そのものであった時代は終わりを告げた感がある。生産の場は環境と一体となった農業的様相を呈してくるのかもしれない。第二次産業の第一次産業化である。
しかし賞を取るだけのことはあってこれらの作品のレベルは高い。特にそのディテールの質の高さは敬服する。
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