古谷さん優勝
現場から事務所。打ち合わせの後原稿書いていたら夜である。ふと小布施町のホームページを見たら古谷さんがコンペに当選したことが速報されていた。そうだったかあ。
昨日の長野市の建築家の方の言葉を思い出す。松本へ行く道すがらキャンパス計画を手伝ってくれている彼女は「私は古谷さんがいいなあ」と言っていたのである。どうしてと聞くと、「伊東さんのは小布施とは何の関係もないし伊東ワールドができるだけ」というのである。古谷さんのだってそれほど小布施ぽいわけではないでしょう?と聞くと「今の形は確かにそうだけど町民と一緒に作っていこうと言う意識が感じられる」と言うのである。うーん。
これからのコンペはエゴがまかり通ることはないということであろうか。審査員の一人に町民代表がいたそうだが、そういう方の発言力が更に増すのであろうか?建築家はある意味でトランスレーターであろうと思っているがそれにも限度がある。少なくとも生きたトランスレーターである。電子辞書のようにならないように気をつけなければ。
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