模様替え
引越した義姉にアルフレックススの椅子とテーブルとチェエストをあげたので寝室が広くなった。そこで寝室の模様替えを決行。ベッドを移動し、掃除機をかけ、額だの軸だの箱に入っている作品を移動し、チェストの中に入っていた昔のsdを梱包して研究室に宅急便した。結構重いものである。寝室の半分がオープンになった。ここをかみさんの制作場にしよう(納得するだろうか?)。作業が終わるころ親父から電話。オフクロとも話す。まずまず元気そうである。大晦日、元旦と恒例になってきた焼き鳥、ふぐを食べに行くことを約す。午後はアレキサンダー・ツォニスが35歳の時に書いた『建築の知の構造』彰国社1980を読んだ。建築史を合理化前後に大別し、さらに合理化という概念を構造的効率を基準とするものと、機能的効率のそれに分類している。この視点は見事である。さらっと読んでからジョナサン・クレーリー、遠藤知巳訳『観察者の系譜』以文社2005を読み始める。内容は透視図法、カメラオブスキュラ、そして写真機の順に視覚的発明がされていくのだが、後者二つの間には視覚の断絶があるというものらしい。それだけ聞くと簡単な事なのだが、そこに行く経路がなかなか見えてこない。新幹線の中で続きを読もう。外は少し寒そうだが、ぶらぶら行くか。丸善で少し本を眺め、新しくできた大丸を覗いて行こう。
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