中国でアート
ofdaの仕事にアートの側面から深くかかわったり、僕のシンポジウムの企画をしてくれたり、翻訳を一緒にやったりして、多分一生いろいろなことを一緒にやっていくだろう、若い僕の教え子から電話があった。いろいろな話をしていたのだが、話題の一つは中国のリーテム工場ができたときにそこでなんらかのアートイベントをしようというものだった。これは面白い。中国で人が呼べるものなら痛快だ。しかもあんな田舎に。更に彼の考えは、そのイベントに世界的ミュージシャンのSを呼び、全体を、かの有名なA社のレーベルからdvd+cdで出そうというものである。
彼の発想はその辺の出版社や広告代理店が考えそうな表層的な話題づくりではない、いつもとてもシリアスなのである。そんな訳でそのあたりのイベントのコンセプトとここ2~3年のミュージックシーンの変化をディスカスすることにした。楽しみである。
一昨日から一人試用のスタッフに手伝ってもらっている。今までの彼女が担当した現場では工務店が施工図を一枚も描かなかったそうで全て自分で描いてきたと言うことである。それは彼女のスケッチを一目見て分かった。ディテールの手描きスケッチがかなり早い。先ずは一安心である。ナカジの下で中国プロジェクトがこれで上手く進みアートイベントの背景として素敵な仕事になると嬉しい。来年はいい年になりますように。
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